*高森殿の杉* 熊本阿蘇のパワースポット | ちこの暇つぶし

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【訪問日:2016.2】

【黒亭】で本場熊本ラーメンを堪能した後は 、レンタカーで南阿蘇にあるパワースポット”高森殿の杉”へ。
読み方は「たかもりどののすぎ」ではなく、「たかもりどんのすぎ」になります。

*高森殿の杉*
まっぷるにも掲載されている人気のパワースポットですが、入口が非常に分かりづらかったので、備忘録も兼ねて高森殿の杉までの行き方を簡単にご紹介します。

まず、325号線が265号線と合流した後の最初の交差点(高森町村山)に、”(株)草村企業”さんがあります。
ナビには、”熊本県阿蘇郡高森町大字高森2403-1(高森生コンクリート)”とセットするといいと思います。

そちらと265号線を挟んだちょうど反対側に、とても小さく”高森殿の杉”と書かれた看板がありますので、看板の手前を左折。

そのまま対向車が来たらOUTなぐらい細い道を道なりに進んで行くと、右手に”天然記念物 高森殿の杉 入口”と書かれた看板が見えてきます。

入口のすぐ左手には、6台分のスペースが確保された駐車場が用意されています。
ちなみに、265号線からこの駐車場までの道幅が狭かっただけでなく、東京と比べると熊本は全体的に道路が狭いと感じたので、レンタカーを借りる場合はコンパクトカークラスが良さそうな気がしました。

ゲートを通過し、放牧場の中をコンクリートの道に沿って約200mほど歩いて行くと、左手の草むらの中に立札があり、転ばないよう注意してその先を降りてくと、目の前に天然記念物に指定されているとてつもなく大きく、そして非常に奇妙な形をした杉の木が二本そびえ立っています。

一本の幹から不規則に伸びる枝は湾曲し、それぞれの枝が目的を持って何かに向かっているかのように複雑に成長しています。
こんな姿をした木を見たのも、木を見て心が震えたのも生まれて初めてです。

枝が半分以上折れかかり、一部が土に埋まっても尚、生きよう生きようと枝を伸ばし続けているその姿を見て、生命力の強さというより若干の恐ろしさを感じました。

生憎のお天気でしたが、それが逆に幻想的な雰囲気を作り出し、まるでジブリやハリーポッターのワンシーンのよう。

左の樹齢400年以上の大杉のすぐ隣りにありながら、その形は驚くほど対照的だった右の大杉。
こちらは湾曲することなく、一直線に天に向かって伸びています。

二本の大杉のパワーに満ち溢れた圧倒的な存在感にも驚かされましたが、それ以上に衝撃的だったのは、この二本の大杉の周りに生えている杉の木は、どこにでもあるごく普通の杉の木だということ。
明らかに、この二本には何らかの特別な力が秘められているとしか思えません。
熊本に行ったら是非とも立ち寄りたいスポットだと思います。