【訪問日:2012・8】
京都で食事というと、つい日本料理ばかりになりがちですが、「たまには和ではなく洋にしてみない?」と提案し、アラカルトでいろいろ楽しめると評判のイタリアンへ行ってみました
店内
お店は木屋町通沿いにある雑居ビルの3F
画像は帰り際に撮影したものなのでガラガラですが、平日にも関わらず店内は終始ほぼ満席状態でした
噂通り、かなり人気の高いお店のようです
事前に”予約は必須”と聞いていたので、余裕を持って約1か月前にカウンター席を指定し予約
平日だったこともあり1ヶ月前で問題なく取れましたし、当日案内されたのは、カウンター席の中でもベストなポジションだと思われる、シェフの目の前のコーナー席でした
ワインはグラスでも6~7種類用意があったので、初めてのお店で飲み過ぎて醜態をさらすことがないよう、グラスでオーダーしていたのですが、目の前でどんどん作られていく美味しそうな料理や最近のレストラン事情について、シェフとあれこれ話をしているうちにすっかりリラックスモードに突入
結果的にはボトル2本分ぐらい飲んで、ヘロヘロになってタクシーに乗り込んだ気がします
鮑の肝ソース
食欲をそそる香りに胃袋がギュいっと刺激されましたが、あまりにも量が少なすぎてちょっとガッカリ
値段は失念してしまったものの、二人でシェアできると思えたぐらいの金額だったと思います
自家製ローズマリーのフォカッチャ ¥200
パン類は別料金なので、肝ソースを拭う用にフォカッチャをオーダー
サラダ ¥700
サラダには生ハムとパルミジャーノを追加でトッピング
生ハムは、店内中央にある機械でスライス体験ができました
赤車(あかしゃ)エビのフリット ¥900
あまり聞きなれない赤車エビですが、実は名古屋土産の定番『坂角総本舗 』の”ゆかり”の原材料がこれだそうです
季節野菜のバーニャカウダ(アンチョビソース) ¥1,300
もう少し値段を高くしてもいいので、京野菜の美味しさをもっと堪能したかったバーニャカウダ
にんにくと赤唐辛子のパスタ ¥1,300
ペペロンチーノにはカラスミを+¥600で追加
パスタはシェアした状態で供されるため、画像は半人前です
しらすとあおさのスパゲッティ ¥1,800
しらすとジャコのダブル使いのパスタ
あおさの磯の風味が優しく広がります
山田農園のカルボナーラ ¥1,800
3品目のパスタは、鮮やかなオレンジ色をした美しいカルボナーラ
チーズが別添えになっていること、卵の味わいが圧倒的に強いこともあって、卵かけご飯のパスタバージョンを食べているかのようでした
ちなみに、カルボナーラの卵はミシュランで二つ星を獲得している『草喰 なかひがし 』でも使っている、山田農園さんの”有精卵 野たまご”です
クレームブリュレ ¥300
ドルチェは、カルボナーラと同じ山田農園さんの卵で作ったクレームブリュレと、
ジェラート ¥400
エスプレッソ、ほうじ茶、黒糖キャラメルのジェラートをチョイス
正直、どの料理にも数週間前に予約をしてまで食べに来たいと思えるだけの特別な美味しさは感じませんでした
しかし、こちらのカウンター席でいただく食事は最高に楽しいです
メニューを見ながらではなく、出来上がった料理を見ながらオーダーできたり、料理へのアレンジやリクエストに柔軟に対応してくれたりと、楽しみ方の選択肢が多く、シェフとも気軽に会話しながら飲んだくれられるのですから、近所にあれば間違いなく常連になっていると思います
次回は、〆のラーメンならぬ〆パスタを食べに、二軒目使いでお邪魔したいです
京都ネーゼ
住 所:京都府京都市中京区三条木屋町上ル三軒目 三条木屋町ビルⅡ3F
電 話:075-212-2129
営業時間:18:00~24:00(Lo)
定休日:日曜日、不定休