なんでもフランス修行時代に食べたタンドリーチキンの味が忘れられず、タンドリーチキン専門店を開いてしまったというお店に行ってみました
外観
最寄りの東山駅からも徒歩10分弱ということで、「川端警察署の近くまで」と運転手さんに伝え、タクシーで伺いました
店内
ご主人が調理からサービス、会計まで1人で切り盛りされていることもあり、店内は2人掛けのテーブルが4卓、計8席という、実にこじんまりとした空間
変にごちゃごちゃ飾らず、品よくシンプルにまとめているこの雰囲気、個人的にはすごく好きです
生ビール ¥400
きめ細かいクリーミィーな泡と、「ハイネケンって、こんなに美味しかった?」と、一口飲んでビックリさせられたほど、雑味のない透き通った喉越し
サーバー管理をしっかりやられているが故に味わえる、素晴らしいビールです
メニュー
シガレットケースのような小さな木箱を開けるとお目見えするメニュー
料理は”黄金比率のタンドリーチキン”のみ、ドリンクも”生ビール”と”水出し烏龍茶”、”赤&白のグラスワイン”という、専門店ならではのラインナップです
黄金比率のタンドリーチキン ¥1,800
ワンプレートで供されたタンドリーチキンは、香りが堪らなく魅力的な大きなもも肉1枚と、ズッキーニ、ミニトマト、玉ねぎ等のグリル野菜に、大阪のパン屋さん『パンデュース(PAINDUCE) 』のパンが一切れ
ラギオールのナイフがすっと入るチキンは、 柔らかくしっとりと、そして適度に弾力があり、口に含むと内側に閉じ込められていた旨味がぶわっと溢れます
これ、最高に美味しいです
タンドリーチキンというと、スパイスのきいた衣の味が強く、チキン以上に衣の良し悪しで味が決まってしまう印象があったのですが、こちらはスパイスはしっかり香るものの、チキンの味わいを殺すような下品な強さではなく、チキンの美味しさを最大限に引き出すためのアシスト的存在
これぞまさに黄金比率です
ご主人の並々ならぬ拘りが感じられる逸品
近くにあったら月1で通いたいと思ってしまうぐらい、メチャ旨でした
京都というと、ついつい日本料理店に目が行きがちですが、こういった素晴らしいお店もあるんですね
Section D'or
住 所:京都府京都市左京区岡崎西天王町84-1
M&M's APARTMENT 1F
電 話:075-752-2249
営業時間:Lunch 11:30~15:00
Dinner 17:00~21:00
定休日:火曜日