K病院、初受診。

どんな先生なんだろう。

緊張してガチガチだった。

スマホ検索、不眠の毎日。

中待合室に呼ばれ、待機。

生きた心地なく、手も冷たい。

診察室からは少し漏れ聞こえる先生の説明する声。

毎日、毎日、何人もの患者さんに向き合って、説明して、すごいな・・・

ほどなく診察室から70代の女性、ご主人、息子さんがでてきた。次だ・・・ゲロー 

先程のご家族が横で話し始めた。
「私、別にもう治療せんでもええわ」

は?真顔

「病気やなくても、どうせあと5年ほどやろ、もうええわ」

ええっチーン
ご主人、息子さんもうなづく
ええっポーン
な、何を言うかおーっ!


そんな話を横ではじめられ、とまどっていたら看護師さんが追いかけてきた。

歯「○○さん!今は超初期だからわからないかもしれないけど、放置はダメですよ!えらいことになりますからね!」

そらそうだわ真顔
超初期か、いいなぁ・・
不謹慎にもそう思ってしまった。

ピンポ~ン

呼ばれた~ゲローゲローゲローゲローゲロー






緊張し過ぎて、先生の顔もあまり見れず。

何を言われたかも記憶はいい加減。

ただ、画像見ながら
お父さん「これが2~3センチくらい、と、ここに
もう一つ小さいのがありますね。」

ガーンえーっ!声でかい

一つじゃないの?まだあるの?ガーンガーン
で、なんか大きくなってる?ガーン
持ってたメモやペンを落として、手が意思と反して震えた。うそうそうそえーんえーんえーん

いい年して取り乱す。


お父さん「え?これ大きい?そうかなぁ~?まあ、そう見えるならそうなのかな。」

気を遣ってくださったのか、そんな風に話され。

お父さん「あと、この脇ね・・・」

ガーン!

お父さん「なぁんか、そんな、ヤンチャな感じしないんだけどなあ!

真顔 (え?)

お父さん「次回、穿刺吸引細胞診しましょう」


それなーにーチーン

ありがとうございました、と、かなり感情が不安定なまま、診察室から出た。

その時

ニコニコ「ちーさん!!ちょっとこっち来て」

先生の横にいた看護師さんだった。



牛しっぽ牛からだ牛あたま牛しっぽ牛からだ牛あたま牛しっぽ牛からだ牛あたま

Dr.Lee
入院中、休日に出勤された主治医先生がラフな格好に白衣を羽織ってらした。その時、LeeのGパン

Gパンておいで 

Leeのジーンズ👖をお召しで。

私はそこから、勝手に、Lee先生、李先生
(発音は同じですけど)にしちゃいました。