周りに相談できず、誰にも言わず
乳腺専門のクリニックへ

それを今はちょっと後悔している所もあるかな

診察室に入り、先生の顔もちゃんと見ず、即診察。胸を見て器具でしこりの大きさを測り「マンモグラフィーして」と看護師さんに指示

マンモグラフィー、エコーをとり終え

看「バネ式生検します、バチンと大きな音がします。麻酔しますからね。こちらへ。」

小林麻央ちゃんのブログで書いてたな
バチンバチンと針で細胞をとられながら
(ああ、私、ガンなんだ・・・)
これは現実なのか、と服を着ていたら

看護師「今日はもうすることないんでお会計して帰っていただいて結構です。また来週」


えっポーン
いやいやいやいや、確かに結果は来週だろうけども!何か言葉がほしい、モヤモヤしたまま来週まで!?ヘビの生殺しやんかガーン

アセアセ「す、少しでいいので、先生とお話させてもらえませんか?」

看「・・・」(取り次ぎ)「どうぞ」

診察室に再度入った、が、やはり、先生はそっぽ向いたまま。口も聞かない。めっちゃ怖いんですけどゲロー

アセアセ「申し訳ありません、少しだけ・・あの、先生の見立てでどう思われますか?」

グラサン「ん~?・・・」

アセアセ「・・・」

グラサン癌だと思うよ~

ゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲローゲロー



さらっと。
い、今時の告知って・・こ、こんなですか。
そして、「癌」という言葉の破壊力。
120%、皆さん、ガーンガーンってなると思う。

アセアセ「よ、葉状腫瘍ってことはないですか」
産婦人科でそう言われてから検索しまくっていた。

グラサン「いやー!ま、ないとは言わないけど~。葉状腫瘍じゃないと思うよ~」

アセアセ「・・・」

グラサン「ま!まぁだ決まったわけじゃないから」

看護師さんに部屋から出るよう促される
上の空で、ありがとうございましたと言ったかどうだったか。3人ずらっと看護師さんが突っ立ったまま並んで、このやり取りをただ見ていた。診察室のドアを開け出て行こうとした時。
3人の看護師さん達が
「お大事にー!

今後、この感じが毎度続くのだけど・・

慣れませんわ笑い泣き

帰りながら、血の気が引いた手で、ハンドルを握り、なぜか、、

先生、あの人に似てたな。昔、長野県知事してはった、作家の・・・なんてったっけ
なんとなく・・・なんとなく
なんとなく・・・あの先生、もうちょっと優しい対応できひんのやろかショック 仏頂面で。
(後にまだこれは優しい対応だったと分かる笑い泣き)

子供達が学校から帰ってくる、晩ご飯の仕度しなきゃ、何作ろ・・・

フワフワしながら、とにかく、家に帰った。