音楽劇「星の王子さま」

神戸、東京、名古屋と3都市で15公演。

お陰さまで無事、完走致しました。

感謝感謝ですアップ





M1からM52まで。音楽で巡る星巡り。本当に沢山の愛を込めて演奏させて頂きました。たーのしかったなあ。まだ頭は宇宙空間にいるらしく、ポワポワしています。(帰ってこーい)



作曲の中村匡宏さんとは海の上のピアニストで御一緒して以来。本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。稽古場でリゲティやライヒの話をしたのも楽しかったなあ。


今回何が凄かったかっていうと、あの2時間の舞台作品にキッチリ現代アート、いわゆる現代音楽に触れられるキッカケを組み込んでいたんです。彼は。(どのMナンバーだったか、皆さまお気付きでしたでしょうか)


現代音楽が日本中にもっともっと広がれば良いのに!!と常々願う私からすると、本当に素晴らしい仕掛けで、ワクワクしながら演奏していました。





一番弾いてて楽しかったのは自惚れ屋の音楽。天真さんの掛け声に乗せられ、稽古場では弾いたことがないテンポで弾き始めてしまった回もありましたが、タンバリンや踊りとセッション出来て楽しかったです音譜





今回も舞台照明綺麗だったなあ。場面によって鍵盤も赤くなったり青くなったり、はたまた緑になったり。まるで異世界にいるみたいでした。





1日に2時間を2公演。ううむ、どうやって乗り切ろう?なんて事を考えた日もありました。でも満席のお客さまを見ていたら「ソワレの為に体力温存」なんて考える事は出来ず、気がついたら楽しくなっていつも全力投球。2公演終わるとベッドに直行でしたが本当に楽しかったです。


「全力を出したら良いのよ。出し切ったら神様がチャージしてくれるから」


最終日の昼公演前に北翔さんが仰って下さった御言葉ですが、本当に本当にその通りでした。





「ここはこうじゃない?」

「ほら、台詞また訛ってるよ」

「今の発声お腹からできてないよ」

「ここは確認しないと危ないね」



皆真面目なのに、なんでか笑いが絶えない。その中心には楽くんがいて、本当に愛溢れる現場でした。最初はどうなる事かと思ったけど、楽くん本当に頑張ったなあ。




(↑大人の都合で主人公不在です。笑)




また再会できますように🌟




おしまい

宮川知子