思い浮かんだ気になっている別のお客様、
それは月1回会っているZ社の池田さんだった。
メールでのやり取りを週に1,2回して会っているので、
会うまでには4,5回は必ずメールでやり取りしている。
そろそろ池田さんに会いに行くタイミングなのだが、
メールで 「最近ちょっと送ってくるデータのミスが多いよ」と注意されていたのだ。
あ~、なんかイヤだな・・・
実際会ったら色々イヤミ言われそうだな・・・
香取は刻々と近づいてくるZ社訪問を
憂鬱な気分で捉え始めていた。
そこへ村田から、
「おい、そういえばZ社、例の資料も持って行った方がいいんじゃないか?」
「例の・・・あっ、そうですね、はい。用意しときます。」
そう、先月会った時に、池田さんから用意してほしい資料として
お願いされていたものがあり、お願い事なのでZ社もあまり強く要望は
していなかったのですが、
先方の印象も香取のデータミスのメールで、あまりよろしくない様子なので、
そういう時こそ「お土産」が効果アリと村田も香取も思ったところだった。
さすがにお土産の資料はミスしたら洒落にならないので、
少し時間をかけてきちんとして入念にチェックを入れて持って行こう、
と思ったのだった。
(つづく・文中は全て仮名です)