「ヘドバン Vol.3」 2015年4月 より引用②
ページのコピーをそのまま載せれば全貌がおわかり頂けるとは思いますが、まだ発売中の雑誌なので、まさにそれは著作権侵害行為となりできません。インタビュー記事だけじゃ無く、「ヘドバン」的考察によるマニアックな記事も多いため、独断で取捨選択しています。
「Graham(日本ではグラハム、実際の発音はグレアム)は元Rainbow(のメンバー)ですけど、ヒデキさんはレインボーの曲もカヴァーされてましたよね。レインボーはお好きだったんですか?」
「好きですよ。当時カヴァーしてた曲は、全体的に感じが似てる。日本語になりやすいのかな。“All Night Long”だとか。あとレインボーは“Lost in Hollywood”が、本当にいい曲だったね!」
「“I Surrender”なんかも演られてましたよね。この辺の曲って、確かにみんなキャッチーですよね。(中略)
ヴォーカリストは誰が一番好きでした?」
「うーん…特に誰が好きっていうのはなかった。ただ、レインボーの楽曲が凄く好きだっただけ。様式美が入っているのがカッコいいなと思ってたんだよね。」
「ヒデキさん、King Crimson の “Epitaph” のカヴァーまでしてます。」
「あれは好きだったねぇ。選曲はマニアックだったかなと思うけど、そのときは詞の意味がどうかということよりも、とにかくこの曲を選りたいと思ったんだ。曲がミステリアスだし、深い。一回聴いただけでズシッと来る感じがよくて。今でも好きな曲だし、あの構成も大好き。」
「ヒデキさんの中で、洋楽のカヴァーをシングル曲としてやるのと、アルバムの中の曲としてやるのと、見極めるポイントみたいなものはありますか?」
「同じ。カヴァーだって、歌えばその人のものじゃない。昔ロッド(・スチュアート)がビートルズのカヴァーをしてたんだけど『これはロッドの曲だ!』と感じたし、僕が歌えば僕の曲だとリスナーは思ってくれるだろうと。ちゃんと歌と曲がマッチしていたらね。そのマッチさせるための努力は凄くしたけど。」
「洋楽ロックを日本語でカヴァーするうえで、一番のポイントは何だと思いますか?」
「さっきも言った(①で掲載)テンポ感、あとは訳詞の響きを選ぶということ。もう、ほとんどそれ以外はないんじゃないかな。まず英詞を訳してどういうことを歌っているのかを調べて、『これをそのまま歌ってもつまんないな』と思ったら、もっと躍動感のある詞にするとか。もちろん何回も原曲を聴いてイメージを膨らませてね。」
ロックミュージックとひとくくりに言いますが、その種類分けはもう20や30どころじゃなくて、門外漢の私にはさっぱりわかりません。(^o^;) この“ヘドバン”という雑誌は、ヘッド・バンギングするロックのジャンルのファン向けの雑誌ですが、じゃあそのヘッド・バンギングってどんな動作?? ロックバンドのコンサートで頭を激しく振ったドイツの男性(50)が、硬膜下血腫と診断されたり、1か月後、脳出血していたことが発覚したり、頸椎損傷の例も報告されています。なので、「正しいヘドバンの仕方」がネット上にはあちこちに掲載されています。
【ウィキペディアより】ヘッドバンギング (英: head-banging) とは主にロック、ヘヴィメタル、ハードコアなどのギグ、ライヴコンサートで見られる共鳴的動作の一つ。リズムに合わせて、頭を激しく上下に振る動作である。しばしば略してヘドバンとも呼ばれる。
「バンギング」(英: banging) とは「激しいビートを鳴らし続ける」ことを意味し、頭を激しく上下に振る動作としてヘッドバンギングに当てられた。ヘッドバンギングには秀逸なライヴパフォーマンスを行う演奏者に対する讃美と共鳴を表現する意味があり、ヘヴィメタルバンドはもちろんのこと、ヴィジュアル系バンドのライヴでもヘッドバンギングが見られる。ヴィジュアル系においては、上下、扇風機(回転)、Vの字、8の字(∞の字)、土下座ヘドバン、拳ヘドバンなど、様々なバリエーションが生み出されている。
洋楽はアイドルが教えてくれた 70年代アイドルのライヴ・アルバムを聴く
「昭和のサブカルに独自の視点から光を当てる活動で注目されるレトロカルチャー研究家・鈴木英之が、「アイドルのライヴ・アルバム」という意外な切り口で、アイドル文化が洋楽受容にはたした役割を明らかにする。」 ↓