前回のジンコジュセイの結果判断はまだです。
が、
体外受精について、培養士さんからお話をきく
という予約を取り付けておりました日、
クリニックへ行ってきました。
培養士さんとのお話だけだったので、
ほぼ時間通りにお伺いが始まり、
30分くらいでクリニックを出ました。
…聞くだけなので、特にお支払いなしでした♪
機会を得られるの、ありがたいです。
培養士さんからは、PCの画面にスライドを表示していただきながらご説明がありました。
人工授精との違いから始まり、どんなスケジュール感で、そのスケジュールの中でどんな来院タイミングになるのか、どんな負荷が女性にかかるのか、培養の過程などを話していただきました。
自分、体外受精ってなんだかマイナスな感情なんですが、聞いてみると
なんだか理にかなってるなぁ、
っていう気がしてくるものですね。
なんだか不思議です。
…でもやっぱ、針で、卵に傷つけるんだよなぁ、という点と、ヒトの目の判断で見た目元気なセイ子を、意図して選んでぶつけるんだよなぁという、無作為性がないことに変な違和感を持ってしまうので、少し腑に落とせるものか考えねばならないなと思いました。
タマコを体内から取り出して空気に触れてしまうこととかも、自然じゃないなぁと思うのです。
技術の素晴らしさについては、理屈は理解するんですけどね…
「ふりかけ法と、針による受精がある」という説明の中、針での受精方法を手厚く説明されました。
…最初はふりかけ法だけど、それがいい結果でそうにないと、どうやら針での注入に変わってしまうようですね。
針先がとんがってるか平らか方法が2通りあること、
採取できたたまコやセイ子の状態にもよってどんな治療がよいか判断すること、
顕微鏡による処理が先進医療になるから、プラスいくらか加算になること、
そのあとの培養のための装置で空気に触れない先進医療代も盛られること、
現実的な部分もお話うかがえました。
一通り聞いた中で、ふと
染色体異常はみてもらえるの?
ということで気になったので質問してみました。
高齢出産だからこそ、そこ、気になるポイントじゃないか、と思うんですよね
結論からすると、
ここのクリニックではやっていない、
ということでした。
少し濁したかったのかなぁ?
焦ったような話方に変わりました。
まぁ、やっているところがあるとしたら、その胚の分割後の胎盤になる細胞部分を採取して検査する方法がある、とうかがいました。
ただ、染色体異常の判定にも時間がかかるし、そもそも保険治療外であると教えてもらいました。
手を介在して、結局細胞を選んでるんですよね、
体外受精って。
正常と目検で認識できたたまコやセイ子を
たまコに針を刺して、勝手に
「おまいら、むりくりつけてやるぜ!」
と、結びつけられるわけですよ。
また、同じように
正常と目検で認識できたことになってる胚を戻す
という
それだけでも、ヒトによる選別が行われてるのです。
だったら
遺伝子レベルの異常確認したっておかしくないんじゃないの?
その遺伝の異常性の確認は倫理に反するのかどうかわからないけど、明確な判定は行われないって
なんか中途半端じゃない?
と、思ったのでした。
自然妊娠だとしても、
人によっては、羊水検査で染色体異常を確認してどうするか判断する方法もあるわけでしょ?
生命倫理という考え方が伴うんだと思うんですが、なかなか難しいですね。