ご無沙汰しております。


10月18日、妹が亡くなりました。

初めて経験する家族の死というものは

思った以上に辛く、落ち込み、

泣いてばかりの毎日でした。

どうしても現実のことだと受け止めきれなくて

今でもまだ 信じられない気持ちでいっぱいです。


そして気づけばもう12月。

ナツが今通っている第一志望校の1回目の受験をしてから

1年が経ちました。

本当に早いですね。


この日、学校は休みだったのですが

ナツが学校の前を通りかかったら たくさんの受験生が集まっていて

思わずジーンとするものがあったようです。


私も1年前の日記や手帳を見ると 色々なことを思い出して

思わず胸が熱くなるもんなぁ。

受験生の皆さん、あと少しです!! 体調に気をつけて

悔いの残らないように頑張ってくださいね。


そんなナツさんは 今週金曜日から期末テストです。

一応 学校の図書館で勉強して帰ってきているようですが

ちゃんとやってるのかしら。

こちらも悔いの残らないように頑張ってもらいたいものです。 

朝起きる時から寝る時まで
何をしている時もずっと妹のことを考える毎日。

時間があればすぐにでも飛んで行って
痛いところをさすってあげたいと思う。
毎日それがしてあげられないのがすごく辛い。

日曜日、ナツもテスト前で部活がお休みだったので
一緒に妹の病院にお見舞いに行きました。

月曜日に会ったばかりなのに
たった1週間で こんなになっちゃう?というくらい
弱っていました。
喋るのもすごく苦しそう。 
「痛いけど どこが痛いのかもわからない。
全てにおいて不快!」と機嫌悪く言っていました。

「こんなに痛いなら死んだ方が楽なのかも」
なんて言うから 
「死んじゃったら やりたいこと何も出来なくなっちゃうよ!
痛いのは 体が病気と闘っていて正常値に戻そう戻そうって
頑張ってるからなんだよ」 と伝えました。
現に先生は 痛み止めを増やせば増やすほど
痛みは和らぐけど 体が病気と戦うことをあきらめてしまうように
なるとおっしゃっていました。

身体中に転移してるんだもん。
そりゃ、痛いにきまってるよね。
きっとなった人にしかわからない壮絶な痛みなんだと思う。

食事がとれること、朝までぐっすり眠れること、
おしっこが出ること、人と喋れること、歩けること・・・
当たり前すぎて気づかなかったけど こんな日常が
出来ることに感謝しないといけないんだろうなって
妹を見て思った。




中間テスト前のナツは 病院の待合室で
テスト勉強。 こんな時だというのに父は数学、

妹の旦那さん(ギリシア人)は英語を見てくれたよ。
いつもありがとう。

妹の旦那さんは すっかり憔悴しきっているけど
ナツと話しているときは 少し笑顔になってくれたよ。

ピリピリした毎日に 少しだけ
安らぎを与えられたら。
ナツと私は今、そんな役目かもしれません。

妹は絶対に治ると信じて 必死に病気と闘っています。
だから私たちも希望を捨てず 全力で妹をサポートして
応援したいと思っています!

がんばれ、妹!!