タカダアキコ広島ワークショップ&ショー! | 怪奇宴

タカダアキコ広島ワークショップ&ショー!

天才、異才、鬼才の名をほしいままにするベリーダンサー、タカダアキコさんが
広島に3年ぶりに来てくださいました。

怪奇宴


まだベリーダンスを始めてあげ初めし前髪の私が
初めてアキコさんのショーを観た時、1000万ボルトの電流が流されました。

鍛え抜かれた肉体と抜群のセンスと驚異的な身体能力は言うにや及ぶ、

アキコさんの身体から音楽が聞こえてくるような躍動感ある動き、

おそろしいほど緊迫感ある動き、

とんでもなくカワイイ動き、

タカダアキコという存在感。

誰にも浸食されない世界を持つ、素晴らしいダンサーです。

古典舞踊であるベリーダンスって日本舞踊みたいに
決まったものを乱してはならないような制約があるイメージだったんだけど
全部そういう、頭の固かった私の先入観をぶっ壊してくれた方でした。

なんというか、なんでもアリ。

ベリーの要素を取り入れて、とにかくどんなものでもどんなことでも
タカダアキコという人はかったっぱしから料理してしまうダンサーなのです。

周囲に言いまくってみんな耳にタコができるぐらいアキコさん激ラブの私、
一年ぶりにアキコさんにお会いした瞬間、
尻尾が生えていたら間違いなくちぎれんばかりに振っていたと思います。

さっぱりしたお人柄なので、あんなに凄い人なのに、
ぜんっぜん気さくに話をしてくれるもんだから
今回いっぱいお話しできた…今も思い出すだけで鼻血でそうです…。


アキコさんのワークショップは何度も参加してますが
もう、とにかく面白い。笑いが止まらない。みんなゲラッゲラ笑ってました。
でも体中の動きを熟知しているアキコさんのアドバイスは本当に凄い。
このテクニックができない…てしょんぼりしてたら
「ここをこうやって動かしたら楽に動かせるよ」って
かゆいところに手が届くように、とっても丁寧に教えてくださるので
参加者たちは目からウロコで「あー」「おおーっ」っていう歓声が上がる上る。
そしたらすかさずアキコさんが「感心してないでやれって!w」ってツッコんでくるw

今回はベールを使ったオリエンタル、ジプシー、ソードの三メニュー。
汗びっしょりになるんだけど(ソードだけ冷や汗だらだら)、
あっというまにワークショップ終了してしまいました。

ショーはなんとチケットソールドアウトという衝撃のハプニング。
それだけタカダアキコを知っている人が広島にもたくさんいるということですが
我らがBahrメンバーたちも負けておりません。
師匠のYOKO先生、Nori、Shizukaというベテラン勢の安定感は流石と言わざるを得ない。
この方々は本当にどんどん先へ先へ行っちゃうなあ・・・
大尊敬する憧れの先輩方の堂々とした姿は、迫力あって本当に素敵でした!
そして、さおりんのドラムソロ、かわいすぎだろ…そのかわいさ分けてほしい~
「緊張する~」ってずっとぼやいてたけど、綺麗なドラムソロ、ばっちり決めてました。

そしてタカダアキコさんの素晴らしいステージを見て私はもう涙が止まりませんでした。
もう、魂が揺さぶられるっていうのはきっとこんな感じだろうな。って思います。

知人が「軸みたいなものがある人」って言ってたけど、私もそう思います。
一本のぶっとい軸が体のど真ん中にある、
鋼鉄みたいに固いんじゃなくて、
棒高跳に使うポールみたいにすっごいしなっても折れない軸。

二日間の濃密なタカダアキコを満喫して、
私はもうお腹いっぱいどころかますます飢えてまいりましたw
ショーの打ち上げで酔ったふりして「東京に帰っちゃやだー!」と本気でごねて
アキコさんに苦笑いされちゃったしw
私が神と崇め奉るダンサータカダアキコさんに教えていただいたものを
自分自身の糧にして自分のかたーい殻を破るするためにも、まだまだ追いかけます!

タカダアキコさん、広島に来てくださってありがとうございました。
またお会いしましょう。