久しぶりのブログ更新なのに
こんなタイトルですいません
1ヶ月ほど前に乳ガンが発覚した悦子
オヘソ辺りにしこりを発見し先生に確認してもらった所
やはり乳腺腫瘍でした
猫の乳腺腫瘍は90%悪性腫瘍です
1歳以内に避妊手術をしていれば乳腺腫瘍の確率は減りますが
1歳以降、歳を追うごとに乳ガン発症のリスクが上がります
5年前に保護した時推定8歳だった悦子
その時に避妊手術をしたので当然乳腺腫瘍の確率は高い子でした
悦子は保護時で白血病キャリア、腎臓病
保護から2年後、下痢嘔吐を繰り返し色々治療を行ってきましたが良くならず
昨年、慢性膵炎から来るIBD(炎症性腸疾患)と診断されました
全てにおいて完治が難しい病気
漢方薬、マッサージ、ファイトケミカルのスープや薬膳スープなど色々とやって来ましたが
良くなってはぶり返すを繰り返していました
そこへ来て変形性脊椎症や過去の骨盤骨折が発覚し切ない気持ちだったところでの
乳ガン発覚
ですが、あまりショックではありませんでした
もう、こうなると何が原因で死んでもおかしくない状況
悦子にとって一番辛くない死に方だったらイイよね
そう思いました
乳腺腫瘍はリンパから肺転移しやすいそうで
肺ガンになると胸水が溜まってとても苦しい思いをするし、肺転移すると亡くなるのも早い
肺転移しなかったとしても、乳腺腫瘍が大きくなり自壊するととても辛い思いをします
ガンだけだったら長くても余命半年くらいかもなぁ
なんて思っていたのですが
悦子には、IBDと腎臓病があります
西洋医学と東洋医学の薬を上手く使い
下痢嘔吐のコントロールをしていましたが
段々と食欲は落ちてきて
それでも体重2.5kgを何とかかんとかキープしてたのに
この間の日本縦断の台風から食欲激減しほとんど食べなくなってしまいました
元々6月下旬頃から舌炎ができ始め痛そうにしていました
免疫力低下で舌炎も治らないまま
今度は唇脇に潰瘍が出来てしまい
体重もあっという間に減り今では2.1kg
被毛がちょっと長いのでガリガリに見えないけどめちゃくちゃ骨ばってます
食べれない事で腎臓への負担が多くなり腎臓病も悪化したと思われます
オシッコはほぼ無色無臭で水みたいです
腎性貧血もあるかもしれません
現在行ってる事は
漢方薬3種類
制吐剤2種類
カツオエキス(茹でたカツオを絞ったもの)
http://chinese-kampo.com/yakuzen/ykzn0082.html
CBD1日2回
皮下補液30mlを1日2回
補液に合わせてマッサージも2回
出来る限り3~4時間おきに強制給餌10mlとブドウ糖水
仕事があるので強制給餌もやれて1日4回くらいが限度です
1回の量を増やすと嘔吐や下痢に繋がるので少量ずつしか出来ません
もっと積極的な治療もあるかもしれませんが
悦子の負担になる治療はあまりしたくありません
悦子はゴロが大好きです
この姿を見れるのもあとどのくらいなんだろう…
仕事で留守中の悦子の見守りはゴロに頼んでます
寝室にゴロを連れて行って悦子専属介護士してもらってますが
今朝の出来事です
そのゴロがいつもご飯はペロッと完食なのに半分以上残して元気も無い
どうして?と訊ねると
ゴロ「悦子が食べれないから…」
「 うん、そうだね気持ちはわかるよ
だけどさ、ゴロが元気いっぱいじゃないと悦子を支えてあげれないでしょ?
無理はしなくていいけど、食べれるならご飯食べな 」
と伝えるとその後食べ始めました
これだけゴロにベッタリの悦子が日に日に弱ってくのを一番間近に見てるから
ゴロも辛いと思う
だけど、たまおのように1ヶ月食べなくても復活するかもしれない!
という望みは捨てず諦めず、悦子のケアをしています
土いじりの嫌いなchikoがchiko城に引っ越して6年
初めて植物を植えました
悦子の乳ガンが発覚した後に種を撒きました
ひまわりのように
太陽だけを向いて
ただひたすらに生きて欲しい
って願望なんですかねぇ
毎日水撒きして
ひまわりが咲いてる間はきっと死なない
って思いたいのかもしれない
悦子はずっと頑張って来た子だから
大きなひまわりの花みたいに堂々と凛としてて
だから、願掛けみたいな感じなのかもしれないですね
すごくプライドの高い子なのに
助けて!ってボロボロヨロヨロの身体で私の後を追いかけて来た子ですから
生命力は強いはず!
新入りの保護猫達の良い肝っ玉母さん役を引き受けてくれて
時には厳しく、時には優しく
沢山のビビりっ子達の家猫修行を手伝ってくれた子なんです
なので我が家の中でホントにひまわりみたいな存在なんです
辛い思いはさせたくないって気持ちの反面
お別れしたくないって私のエゴの部分もあり…
複雑な心境ではありますが
悦子にとって最良な時間を過ごさせてあげたいと思っています
追伸
譲渡会でお世話になってるねこエイドのTさんが悦子の腹巻を手編みで作ってくれたんです!