お疲れの彼は

早寝をして

朝までぐっすり眠り

すっかり回復したみたい



明け方に目が覚めて

眠っている私を


サワサワしたり

ツンツンしたり

そんな衝動に駆られたけど


自分がたくさん寝かせてもらった手前

私の安眠を妨害するのは

気が引けたようで


私もぐっすり眠れました



朝食を摂った後


またベッドに横になり

彼と色んなこと

話しました


アホみたいな話も

深いぃ話も

前日の分を取り戻すように


そして

お昼ご飯をどうする?って

話になり


私がテイクアウトしてお部屋で食べよう

と言うと


荷物置いたまま外に食べに行けるのにって

彼は昨日を取り戻すかのように

言いました


エッチもしたいしね


えっ するの?

彼は私のテンションが下がってたから

今回のエッチは諦めてたみたいでした


よぉし 昼ごはん買いに行くぞ!

彼は急にそわそわして


身支度に時間がかかる私を置いて

買い出しに行ってくれました



ぶら下げた袋には

ちゃんと缶ビールもあり


ほっこりお部屋ランチとなりました


お部屋を出る時間が迫ってきて

私たちは抱き合いました


長い長い時間

一緒にいたのに


こんな時間になるまで

私たち抱き合うことができずにいました


でも

お泊りだから


疲れてたらしっかり休んで


テンション下がったら

またテンション上げていって


もしケンカしたら

仲直りだってできる



長い時間の中で

たくさん向き合う時間があるんだ

お泊りって



スタートがイマイチでも

途中でアクシデントがあっても

気まずくなっても


ゴールまでに

帳じり合わせて


終わり良ければ全て良し


に、しちゃえば

いいんだもん



そんな私たちのゴールは

駅でのバイバイ


反対方向の電車で帰る私たちは

乗り換えナビのアプリで

電車の時間を調べます


あ、電車 同じ時間だ


いつもは彼が見送ることが多いけど

今回はぴったり同時刻です


改札を抜けて

暫し別れを惜しんだ後

それぞれのホームに向かいます


彼を探すと

彼がこちらを見ていて

小さく手を振りました


ほぼ同時に電車がホームに入り

お互いの姿が見えなくなりました


暫くして彼からLINE

座れた?

うん、たいちゃんは?

座れたよ

良かったね


そして

位置情報を共有している

マップを見ると


ずっと一緒にいた

彼のスマホのアイコンが

どんどんと離れて行きます



いつもいちばん切なくなる瞬間です


そしたらまた彼からLINE

ちぃちゃん ありがとうね

愛してるよ



またひとつ

大切な思い出が

できました