ラブホに移動した私達はとてもぎこちなく
私の気分が晴れないので 彼がオロオロしている状態がしばらく続きました
2人とも また元通りに 仲良しになりたかったのにまず何をしたらいいのか分からなかったのです
たいちゃん...一緒にお風呂入りたい
うん 入ろう
体が暖まれば 心も暖まるような気がしたのです
私は自分の心が全然暖かくないことに気づいていました
湯船に浸かる時は 彼に背中を向けて もたれかかるようにします
お湯の中で 彼は私の肌に手を滑らせて
いつも私の肌をキレイだと褒めてくれます
一緒にお風呂に入れないビジホでは こんな風に褒められることもありません
振り向いて彼にキスをしました
ちょっと心が寄り添いました
お風呂から上がると ベッドで抱き合い
お互い 大好きだって確信します
相手を好き過ぎて うまくいかなくなってしまう
こんなにも年を重ねた2人なのに...
だんだん彼の気持ちが昂ぶって ひとつになろうとする
あ...まただ
私が急に我にかえり
ごめん 無理
私が体を離すと
ごめんね 俺が下手くそだから
彼はこんな時もすごく優しいんです
男のプライドは ズタボロなはずなのに
彼が私をぎゅっと抱きしめてくれます
私が彼の優しさに甘えていることは私がいちばん分かっていることです
でも暫くすると 彼の寝息が聞こえてきました
お風呂に入って少し暖まった私の心が傷みました