⭐︎前回のあらすじ⭐︎
初めての妊娠陽性確認つわりが始まるも、赤ちゃんがお腹にいる証拠……と喜んでたのも束の間、何を食べても飲んでも吐くように
つわりで吐くのは当たり前
なんて思っていたので、どれほどやばい状況か理解できていなかった(考える力もなかった)
つわりを甘く見ないで!
辛いと思ったら病院に相談しよう
ということで、今回は私が病院に行った経緯を書きます
食べれない、飲めないようになると身体がどんどん怠くなりしんどくなりました。
食べれない→身体がしんどくなる→吐き気も強くなる→食欲なくなる→食べれない
という悪循環に
「つわり しんどい」でネット検索して、つわりがマシになる方法をたくさん読みました。
- 吐きつわり対策として、氷を舐めたり
- 匂いつわり対策として、洗剤等をすべて無香料に変えました
それでも吐くのが治るわけでもなく
「点滴をしたら楽になった」という意見をいくつか読んだので、点滴をしてもらおうと思いました。
病院で点滴を受けたいことを主人に伝え、病院への問い合わせは主人にしてもらいました。
この頃には、わたしは話すこともあまりできなくなっていました。話そうとするとえずいて吐きそうになるのです
不妊治療をしていたクリニックでは点滴はできず、総合病院へ行くように言われました
主人は仕事を休んで病院へ連れて行ってくれました。
病院に入った途端、受付案内の人がフラフラな私を見て車椅子を持ってきてくれました。
自分で歩くことも困難に…
産婦人科で尿検査をするように言われ、このとき最近トイレに行ってないことに気付きました
リンゴジュースを少しずつしか飲んでなかったので、脱水症状が進んでたんだと思います
こうなる前に、病院に行ってくださいね…本当に
待合室で待てる元気もなく、簡易なベッドで休ませてもらっていたら、先生が来ました。
わたしはこの病院で婦人科の手術を2回受けていて、その時に担当してくれていた先生でした。知っている先生の顔を見たらほっとしました
たまたま先生が産科の外来の日だったみたいです。
「ちこさん、身体辛そうやね。尿検査の結果、ケトンプラス4っていう、最大値が出てます。身体が飢餓状態になっているんです。ここまで状態が悪いと、つわりではなく妊娠悪阻という病気になります。外来での点滴希望って聞いてたけど、入院して24時間点滴したほうがいいです。入院しましょう」
と先生に言われました。このときに思ったは、
普通のつわりじゃなかった
耐えられないわたしがおかしいんじゃなかった
しんどい、辛いって声にだしてよかったんだ
でした
わたしは不妊治療でこの子を授かることができました。妊娠するのも初めてで、つわりの辛さも全然分かってはいませんでしたし、みんながこのつわりの辛さを乗り越えてるんだと思っていました
自分が望んだ妊娠なんだから、これぐらい我慢しなきゃいけない
と思っていたんです。
今なら声を大にして言えます
妊娠は病気じゃない、周りは辛くても頑張っているのかも、つわりでしんどいなんて自分の我慢が足りないのでは…
そんなこと気にしなくていい
自分が辛いと思ったら、周りに助けを求めましょう
つわり等は個人差があります。周りと比べる必要はありたせん。自分とお腹の中の赤ちゃんを守るためにも、無理はしないで欲しいです
そして、今回入院できたのは主人のおかげです。
自分一人では、病院に電話したり行くことはできませんでした
周りに妊婦さんがいる人たちは、妊婦さんが辛そうなら一緒に付き添って病院に行ってあげてほしいです。
今回わたしが吐くようになってから、入院するまではたったの4日間です
4日で驚くほど体調が悪化しました
ちょうど土日を挟んだので、病院に行ったのは月曜日でした。先生には、「辛かったら土日とか関係なく病院に連絡してくださいね」と言われました。
入院したときで、妊娠8週目に入ったところでした。
あぁ…これで楽になれるかも…
と思いましたが、先生には
「点滴は、身体が失った水分やビタミン等を補給する意味であって、吐き気がよくなるわけではないです。吐き気留めもあるけど、気休めにしかならないから…」
と気持ちをどん底へ落とす発言が
そして、悲しいことにこの言葉は現実になります…
それでも、入院はできてよかったです
関わってくれた医療従事者の皆様には本当に感謝しています。
次回は、入院生活について書いていきます