私が大声で怒ってしまった次の日。

 

息子が、朝起きてすぐに、全身、

痙攣を起こしていているような動きを始めました。

(正確には、全身がビクついている感じ。)

 

彼のその動きを目にした私は、

顔が一気に青ざめ、腰を抜かしそうになりました。

 

1秒間とかでなくもっと短い間隔で、

色々な動きが止めどなく、

しかも多数同時に出現していました。

 

身体のコントロールが全く効いていない感じでした。

 

私が怒鳴ったせいで、息子の精神(心)が壊れてしまった。

私のせいで、息子の脳みそが壊れてしまった。 

 

本当に取返しのつかない事をしてしまった!!

 

何とかしなければ! と、震える手でパソコンに向かって、

息子の症状を一つ一つ入力したこと、

 

今でも、

その当時の事をはっきりと思い出します。

 

色々と調べていくうちに、

 

これらの動きはおそらく、

チック症を発症したことによるもので、

 

不随運動にのよるものだ。という事、

 

そしてその症状が寛解するには時間がかかる

(場合によっては、

一生付き合っていくものになるかもしれない)

ということを、理解し始めました。  

 

息子がチックを発症してしまった。私のせいで。

私が叱責したせいで息子がチックを発症してしまった。

 

その事実(現実)に直面した私は、ものすごく動揺し、

 

息子に本当に申し訳なく、

そして酷く深く落ち込みました。