さわやかな天気が続く梅雨入り前の6月、

 

友達と3人で三峯神社にお参りに行きました。

 

一人は青梅から、

もう一人は小田急沿いの川崎から、

 私は横浜から。

 

 

西武秩父駅で待ち合わせて、まずは腹ごしらえ。

 

秩父駅は立派な駅で、

お土産屋さんやイートインコーナーも充実。

 

銭湯も併設しています。

 

イートインコーナーの券売機は現金不可でした。

 

秩父名物わらじカツ丼。おいしかったですニコニコ

 

 
日曜日の午後でしたが、
 
バスは座れないほど混んではいませんでした。
 
楽しくしゃべりながら1時間半、
細いクネクネ道を通って山奥へ。
 
駐車場の直前で道が渋滞し、
 
希望者はバスを降りて歩く事をおすすめされました。
 
私たちもバスを降りて歩きました。
 
 
 
三峯神社の三つ鳥居。
狼さんがやせていて、「あ~、昔の野生の狼だから太っていないのか」と心で思いました。

 
これは翌日の朝ですが、
境内の見晴らし台です。
 

 
見晴らし台からの秩父の山々。
神々しいです。
 

この場所で、私と一人の友達は先に降りてしまったのですが、
残った一人は狼の遠吠えを聞いたそうです。
 
あとで聞いて、「本当だよ、もう一回行ってみようよ」と言ってくれましたが、
その時にはもう人も増えていて、
行ってももういないだろうと言う事になって行くのをやめました。
 
ご眷属の狼様だったかもしれないし、
絶滅しているはずの山犬だったかもしれません。
いづれにしても、すごいものを聞いた友達。
神社境内はペット不可のため、犬はいません。
 
 
狼さんがあちらこちらに鎮座されています。
 

 
私は写真集を買うほど狼が大好きです。
厳しく、美しい狼・・・。
 
奥宮にも行きました。
山奥へ1時間半くらい上ります。
熊が出るそうなので、
3人で大きな声でしゃべりながら歩きます。
 

 
思っていたよりもきついハイキングコースです。
下りの道で、軽装の登りの方とすれ違いましたが、
あの恰好では奥宮まではたどり着けなかったんじゃないかしら。
 
壁かと思うほどの傾斜の階段。

 
とどめの鎖場。
ここを登れば奥宮です。

 
奥宮に到着。
神様にご挨拶。

 
狼様がいっぱい。
雨の日も風の日も、昼も夜も、
ずっとこの深い森の奥の、
お山のてっぺんでここを守っていらっしゃるんだなあとしみじみ思う。

 
奥宮からの眺め。眼下は目もくらむような崖。

 
本当にすばらしい道のりでした。
この神社は、古代を彷彿とさせる、
神秘的な場所でした。
 
下りも同じ道をたどり、
境内に到着して、名物クルミそばをいただきました。
 

おそばがとても美味しかったです。
テラス席も最高の眺めでした。
 
 
私たちは、朝から奥宮に参拝したかったため、
神社内の興雲閣に宿泊しました。

夕方、7時過ぎまで明るいので、
3人で境内を散歩しようとしたら、
受付の人に「熊がいるからあまり遠くに行かないで」と言われ、
ビビッてやめました。
 
それなので、夕方の神社境内は水を打ったように静かで、
誰も外を歩いていませんでした。
 
興雲閣の夕食です。とても美味しかったです。

 
興雲閣は宿坊と言っても旅館のようで、温泉もあり、とても快適でした。
 
 
三峯神社から帰ってから1週間、
 
あの古代のままの鬱蒼とした深い森と、
 
狼の事を思い、
心が秩父にワープする感じがします。
 
一緒に行ってくれた若い友だち二人にも感謝。
 
楽しく、荘厳な旅でした。
 
 
いつか必ずまた行きたい。