まず、入り口左手、Wimbledon(ウィンブルドン)の文字の下にある木をモチーフにした掛け時計。これが1つ目の木です。2年ほど前、ふと浮かんだChiki Tea設立のアイディアが、具体的なビジネスの話に発展した場所がイギリスのウィンブルドンでした。弊社共同創立者のHollyとAlexにとって、特別な場所です。

ウィンブルドンのほかにも、ツリールームには時計があと3つあります。1つは米国ハワイ州のWaimanalo(ワイマナロ)の時刻を差す時計。ここはHollyとAlexが結婚式を挙げた思い出の場所です。中津の時計はChiki Tea一号店を記念して。そして米国テキサス州の都市、Rockwell(ロックウェル)は、Hollyの出身地です。Chiki Teaにとって、全て大切な場所です。4つの時計は、それぞれの現地時刻を差していますが、Chiki Tea時間は、何時でも「ティータイム」です!

2本目の木は、この物件をカフェにリフォームする前の日本家屋から譲り受けた木のオブジェです。家主のお嬢様が制作された作品で、そのご縁を大切にしたく、カフェのインテリアとして残しました。ハンモック型チェアの空間と見事にマッチしているところがとても気に入っています。
3本目の木は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹、カメリア・シネンシス(Camellia sinensis)という学名を持つ“チャノキ”(茶樹)です。Chiki Teaで取り扱っている煎茶、かぶせ茶そして抹茶は全てこの茶樹から作られます。

さて、茶樹のイラストですが、お茶の起源にまつわる中国の神話を元にデザインされています。神話によると、その昔、一日中歩き続けていた1人の僧侶が、喉が渇いたのでお湯を沸かしながら、茶樹の木陰で休んでいたそうです。その時、茶樹からひらひらと葉が舞い落ち、沸騰したお湯の中に入ってしまいました。「成り行き任せですべてよし」と信じる僧侶は、葉を取り出すことはせず、少し時間をおいてからそのままお湯を飲んでみたそうです。すると、そのお湯は味と香りが素晴らしいだけでなく、飲むとたちまちと気分がすっきりし、精神が安定することを発見しました。これがお茶の起源とされており、その後世界各国にお茶とその効能が知れわたるようになったとも言われています。