様々な人種が入り混じって生活しているカナダと違い、ブルックリンは私の見たところ、人種や宗教によってはっきり区間がされていました。
今回はオタワから車でニューヨークに行ったので(約7時間!)、ニューヨーク・シティーからブルックリンでハイウェイを降りた瞬間からカルチャーショックでした。
どこを見てもユダヤ人ばかり。しかもみなさん超正統派のファッション。男性・女性はもちろん、ちょうど学校が終わる時間にあたっていたのでスクールバスを乗り降りする子供達もたくさん。この区間の建物はすべてヘブライ語の表記で、本当に驚きました。
さて、一つ前の記事でも触れましたが、7時間のドライブ(と言ってももちろん運転は私の夫)を終え、慣れないAirB&Bに文句タラタラの義母は「夕食ぐらいちゃんとしたものが食べたい。」と言うので何がいいか聞いてみると、Applebee'sみたいなのがいい、とのこと。Applebee'sというのはアメリカのファミレスチェーン。ブルックリンはニューヨークの下町。そんなファミレス系のレストランあるわけないんです。
でもそんなこと彼女に分かってもらえるはずはなく、必死で近場のレストランを探していると、7ブロックぐらいのところによさそうな一軒を発見。料理も写真で見る限りいい感じだったので、とにかく行っちゃおうと出発。
Peachesというレストラン。アメリカの南部料理(サザン・キュイジーヌ)を売りにしています。疲れていなければこのレストランの名前やサザン・キュイジーヌという時点で気付いているべきだったのに、文句言いっぱなしの義母にとにかく何か食べさせようとドアを開けてびっくり。
にこやかな店員の女の子にこちらへどうぞ、と言われてしまうと気弱な私はもう断れません。後ろから入ってきた義母に「ここのレストランじゃないよ。間違ってる。」などと言われると変に気をつかう私は店員に「ここピーチズですよね?」と確認し、疑う義母を促し中へ。周りの視線が私たちに集中!
それでもそんな視線をもろともしない義母は、案内された席が気に入らないとあっちへ行ったりこっちへ行ったり。もう本当に恥ずかしかった。
車を停めて後から入ってきた夫と彼の息子も一瞬ギョッとしていましたが、そこはお行儀いいカナディアンらしく黙って席に着きました。
ウェイトレスはあくまでにこやかに、きめ細かいサービスで色々教えてくれました。私たちの食事が終わる頃になって、私たちと同じような「ザ・ツーリスト」といういでたちの白人3人組が、私たちと同じように何も知らず足を踏み入れて「ゲッ」という顔をしていました。レストランのスタッフは結構慣れているのかもしれません。
後で聞いて分かったことですが、私たちはブルックリンのアフリカン・アメリカン区間のメインストリートにいたようです。もちろんアフリカン・アメリカン以外の客層にも人気があるようなので、私たちが行った日が偶然だったのかもしれません。
レストランはとてもいい雰囲気で料理も美味でした。義母抜きでなら、客層に関わらず迷わずリピートしたい場所です。そう考えると強烈な違和感を周りに放射していた彼女が全ての原因かなという気がします。
私以外の全員が頼んだ看板メニューのチキン。激ウマ!
サザン・キュイジーヌの数々。
食事は誰と食べるかが本当に大事ですよね。










