2011年のイースターの3連休。夫の出張の終わりに合わせて、バンクーバー入りし、そこからバンクーバー・アイランドにわたり週末を過ごすことに。
目指すはカナダ西の果ての町、トフィノ。バンクーバーアイランドの、ナナイモという町にフェリーで入り、そこから約3時間、北西の方角にドライブ。バンクーバーアイランドは、カナダの自然を思う存分満喫できる島。バンクーバーアイランドが初めての夫に合わせて、今回の目的はホエール・ウォッチング、カヤッキング、とアウトドアを満喫すること。
バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州は日本人を含め、アジア系の人口比率がとても高い。私の住むオタワでは、4月はまだ寒いのだが、バンクーバーではちらほら桜を見かけた。ナナイモのまちなかにも目にし、日本のものよりかなり小ぶりだが、薄ピンクの花が満開で、なんだか嬉しくなった。
ナナイモの町をぬけると、一気に自然が目に飛び込んでくる。ここからは徐々に標高が高くなり、国道沿いには、見事な巨木が目につくようになる。途中、カテドラル・グローブという看板を見つけたので車を降りてみる。300年から古いものでは800年(!)も生きているという巨木が、コケやシダ類に交じってレインフォーレストを形成している。ひんやりとした、マイナスイオンたっぷりの空気の中を散策。ヒーリング効果抜群である。
道はくねくね曲がり始め、前方にはホイップクリームのような雪をかぶった山々が見えてくる。流れの速い渓谷もところどころ目につき、水は何とも言えない青緑色に澄んで流れている。途中何度か、とうとうと水をたたえた大きな湖沿いを走る。カナダは、内陸部を除いてとても湖沼の多い国。まだ人目にう触れたことのないような湖や池が森の中に何百とひっそり存在しているはず。
道がやっと下りに入り、カナダを東の端から西の端まで縦断している、トランス・カナダ・ハイウェイの最後のストレッチ「パシフィック・リム・ハイウェイ」に入る。国道西側は、松林の隙間から太平洋が見えてくる。サーファーに人気のロングビーチもこのハイウェイ沿いにある。この日は波が高くなく、サーファーたちは砂浜に座って、沖を眺めていた。遠浅の浜辺に、夕日が金色に照り返していてとてもきれいだった。

