- ピアノを教えるってこと、習うってこと/樹原 涼子
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樹原先生、一度楽器店の本店で講座があり、
先生の凛とした姿と物腰柔らかでしっかりした話術。
憧れの先生の一人です。
本を読むときの癖で、
早読みして内容が頭に残らない読み方をする私。
なので、必然的に何回も読まないといけなくなる
その中で、今生徒が陥っている現象の解決方法が
記載。
楽譜を見ながら弾けるが、
等速でないので、
音当てクイズになっていて、
音楽でない。
仮にAちゃんとしましょう(Aちゃんは他にもいますが、
なぜか私の生徒はAが多い(笑))
年長で比較的背の高い子で
頭も良いほう。
大人びた一面があり、プライドが高い。
上記のように、
「美意識」がないのか、低いのか?
一曲弾き終わった後の感想は「できた!」(←曲としては不成立)
身近な歌の曲はすらすらできるようになってきたが、
その曲さえ、始めはしどろもどろ
私に対するライバル心か?(←講師にライバル心燃やしてどうする?!)
私が模範演奏しようとすると
ツンツンオーラ発動!
あまりに符読みの遅さに恐怖すら覚えたので、
実験して見ました!
名づけて「音符のお店屋さん(笑)」
「や~おやの、お店に並んだ、し~なもの、見てご覧。
よくみてごらん、考えてご覧。○○!」
という歌にインスピレーションを受け、
八百屋のところを「音符屋」に変え、
音符を一つずつ増やして、
どんどん、前からの音符をつなげて歌う(弾く)をしてみたら・・・
しっかり見ながら弾ける子は
速く歌っても続けられるが、
Aちゃんは「覚えていないのか?」というくらいとちる。
これで、ようやく原因が判明。
この子の場合、前後の音の配置を記憶しておらず、
一つずつを踏んで消していっているような記憶力。
なので、4つ出したら最初しか言えない
ただ、このゲーム。
いちいち最初から歌わないといけない「アブラハムニは7人の子」状態で
歌詞をとちりやすく、
疲れてしまいます
生徒は面白そうにニコニコしていたので、
何回かやってみようと思います