大学の色んな学部の色んな課題を聞く機会がある。
すんげぇ手の込んだ質問の仕方をしていて、先ず、それが何を指すのか読み解くのが大変っていう、日本語力を問われる理系の課題の話を聞く。
…理系の先生だから、日本語の説明下手くそ?
っていう、失礼な捉え方をした私。
話をほじくって聞いてみると、たぶん、チャットGPT対策なのでは。
敢えてこんがらがるような問題文にすることで、そこをちゃんと読み解かないと進めないようなってるのでは。
そのまんまチャットGPTに入れたら、出てこないそうです。
…ふむ、先生の方が上手ってことですな。
他にも、思考力が試されて、チャットGPTはあくまで確認の為の補足でしか使えないような課題が出たり。
課題をそのまま原文で入れても解決できない質問形式になって出てくるらしい。
各方面各先生、安易にチャットGPTに頼ろうとする生徒を翻弄する手の打ち方をしてくるそう。
流石、最高学府最先端学術を取り扱う精鋭。
その頭脳をフル回転させ、チャットGPTにマウントとるのですね。
(崇め方がちゃちいのは私に学がないからです。)
ちなみに、生徒はその先生の手の内を探り、更に楽すべく別の方法でネットを駆使する…。
なんか、イタチごっこや…。
小難しいことはやめて、素直に手を挙げて答えさせたらええのに…。
深く学ぶというのは大変なことです。
現役の賢い先生と、これからを背負う未来人な生徒の攻防戦。
パソコンの普及により、視えない敵と闘うように、より煩雑なってるようです。
【おかんのひとこと】出欠確認も、色のついた紙で出す時代じゃなくなったんだねぇ~。