頑張り屋さんなので健康診断に行く。
50歳を超えたので、バリウムと胃カメラを隔年にしようかなって思ってる。
乳がん検診のマンモとエコーはそれぞれ隔年で交代にしようって思ってる。
奇数年度は胃カメラとエコー、偶数年度はバリウムとマンモな組み合わせ。
…偶数年度の方がしんどそうだな。(今年)
健診センターで受診してまして、コロナ禍が落ち着き、人がまた増えている。
そして雑誌は廃止になり、手持無沙汰。
でも、コロナ禍を経験して、さばき方が進化し、スムーズに。
待ち時間短いのん、イラチな大阪のおばはんとしては歓迎ですな。
大量の人をサバきますので、各ブースがてきぱきしています。
本人確認は重要なんで、名前は各ブースで確認されます。
前に書いたことあるかもしれませんが、私、男名前。
第二次ベビーブーム、女の子は「子」がつく名前が多かった。
学年に漢字は違えど読み方同じって女の子が8人いた時代、の中で私のような男女どっちかわからん名前は珍しかった。
無難な名前が多かった時代ですな。
私の場合、ややこしい漢字でもないし、難読なキラキラネームではないんだが、初見でちゃんと読まれたことはほぼない。
シバリがなくなった昨今、私と同じ漢字の名前を男の子でも女の子でも見かけるようになり嬉しいが、読みはそれぞれ違うようで、それもまぁ、ややこしいよな。
で、健診のブースごと、入念に名前確認あるんですが、カタカナ表記が似たような形になり、別の意味で読みにくくてですねぇ、だいたい読み上げる時に詰まってる。
カルテを持った人が凝視して、読み方を確認して名前を読もうとしてる時は「私」っていう法則があるんで、なんか読み上げる時に沈黙なってたら「あぁ、自分の番だ」って思うようになる。
音読してみたら、声に出した名前が違ってたって感じの場合も多々ありまして、「人の名前を間違うだなんて、なんて失礼なんだ」っていう社会の常識もありまして、めっちゃ謝られる。
「いえいえ、読みにくい私の名前が悪いんです、こちらこそお忙しい中をお手を煩わせて申し訳ないです」って感じで、いつもだいたい謝りあう。
自分の名前、気に入ってはいるが、毎回、健診の時は「ややこしくして申し訳ないねぇ~」って恐縮。
私でこんなだったら、キラキラネーム世代が軍団のように押し寄せたら、もう名前の読み上げは限界じゃねぇか?
そして、毎回、耳をそばだてて探してる。
「黄熊(ぷー)」や「宙光(ぴかちゅう)」や「泡姫(ありえる)」が読み上げられないかと。
スタッフルームで今日一番の衝撃と報告し合う名前の出現がないかと。
私ごとき、しょぼい難読やわって失笑される時代がこないかと。
…今回も、まだ、時代はフツーだった。
【おかんのひとこと】個人情報云々な世の中なので、見知らぬ集団の中で名前を読み上げられるというシュチュエーションは近い将来なくなりそうではある。