娘さんが羨ましがってます。

なんでも、飲食店で近くに女子高生がいて、漏れ聞こえた会話が羨ましかったらしい。

「あ~、早く席替えしたぁ~い。」

その一言が羨ましかったらしい。

そう、もうこれからの人生、学期ごとの席替えなんてなんてなくなってしまったんだ、ってことに気付きショックだったらしい。

 

あっ、でもさぁ、大学のグループワークとかで同様の気持ちになるかもぉ。

社会人なって、職場で超憂鬱な席配置になって、心底そう思うかもぉ。

…それは、ニュアンスがちょっと違ってくるらしい。

うん、まぁ、そうだな。

あの無責任でダルダルな感じの席替えは、高校生までの特権だよなぁ。

 

経年した者から言わせると、女子大生は女子高生より自由度が増えて満喫ひゃっほ~いな時期なのですが、過ぎ去った「若さ」というものを振り返るのもこの頃からかも。

あっ、いや、そういやぁ、私、小2の時に校庭の隅で泥団子作りながら隣の子と「幼稚園もどりたいねぇ~」って会話したわ。

なんなら、幼稚園の時、入園前に戻りてぇ~ってめっちゃ思ってたわ。

 

いつの時代もいつの年齢も、「前」を懐かしむのですね。

子育てがほぼ終わりかけて思う。

もっぺん戻りたいかと言えば、そうは思わん。

わが生涯に悔いなし。(「一片の」までは言い切れないが)

たぶん、子育て合格点まで育て上げたと思います。

もっぺんアレを一からは勘弁。

次回、合格点まで持ってこれるかって試されても自信ないっす。

今が十分に幸せでございます。

 

【おかんのひとこと】子育てという業務は20年強かかる道のり、飽き性なのに頑張った、私。