今年の大学卒業生、入学時はコロナ禍で、なんだかんだがなかった時代。
大学1年生というキャンパスライフはなく、不要不急の外出できなく、自粛で、授業はオンラインで、大学構内に足を踏み入れたことすらない世代。
ので、卒業式は華やかに。
そんな大学の気遣いや、親の願いも加味され、苦労した分の喜びもひとしおな涙涙のイベント。
世の中はジェンダーやら男女平等やらなっておりますが、それでも“彼氏・彼女”をひけらかす気持ちを抱く、マウントという欲望に生きる人もいるわけで。
“ハイスペックな彼氏”“カワイイ彼女”をひけらかしたいって人はいつの時代も一定数いてるんじゃないかなぁ、と。
年代や性別問わず、個人の価値観重視で、需要と供給があってれば、周囲に迷惑さえかけなれければ、バカップルは“幸せの在りよう”で個々の自由だ。
そんな前置きをしておりますので、今回のネタは否定的でなく、ある種ほほえましいって感じたのですよぉ。
っていう、女子大の卒業式のお話。
女子大の卒業式、校門前にそんな輩が群がってるんですって。
彼女の卒業を祝おうと、花束抱えた彼氏がいるんですって。
…めっちゃ好物。
そういうネタ、おかんのメッチャ好物ですやん。
詳しく聞き出しますと、スーツでビシっと決めてくる子や、逆張りで愉快な格好の子など、個性は様々。
もちろん、ピュアに真っ先に大好きな人の門出を祝いたいと駆けつける若人が多数でして、自分たちの熱烈な愛情表現をトヤカク言われたくないとは思います。
が、目立つねん。目に入るねん。
だから、ウォッチングしてまうんは仕方ないねん。
嫌やったら、違う場所で待ち合せるしかないねん。
見てる方が勝手に格付けしてるだけなんですが、ほんでも、そういうのんを見て密かに「女子大卒業式門前のポケモンバトル」と揶揄されているらしいのも事実。
ポケモンバトルのようにカードを駆使して各々が周囲と競い合う様を模しておるんですな。
目立つ場所にいてる時点で、そういう好奇の目が向かれるのは想定内だからねぇ。
愉快じゃ。
ポケモンカードのように明確な勝敗はないが、本人やそういう目で見ている人たちの心の中で、勝手に勝ち負けが繰り広げられるんですな。
いつの時代も、そういう虚栄心とかのし上がりの精神とかあること、向上心があって、大事ですよ。←ウソ。単にデバガメなだけ。
ちなみに、今年は父兄参列もでき、イケオジな感じで背伸びしてる
張り切ったパパが微笑ましかったそう。
たぶん普段そんなに格好に対して頑張ってないのに、カワイイ愛娘のため、少しでもカッコよく見せたいパパリン。
めっちゃ、微笑ましぃ~。
花束持参彼氏 VS 背伸びパパリン
なんか、最強のバトルだな。
折角の晴れ舞台ですもの。
主役も脇役も賑やかに。
そういうことができるのが何より有難いこと痛感してる学年ですから、それぞれに幸あれ。
【おかんのひとこと】高い大学の学費に一番、モヤモヤしたであろう学年。もう、それを乗り越えただけで尊敬。