ちょっと前になりますが、高校の卒業式の時の話題。
華やかさの演出として、花束なんかの準備があったり。
別れの寂しさと新しい門出の入り交じった気持ちを盛り上げるアイテムでありますが、まぁ、地味に準備は大変。
先ず、生花は書いて字のごとく「ナマ」なんでね。
入手時間から渡すまでは短時間がいいわけで。
花屋によっては、儲かるこの時期、あり得へんぐらい質の悪いのんを忍ばせ誤魔化す手口使ってくる悪徳な店もあり、上質のエエ感じの花束を準備しようと思ったら、目を光らせお金も結構かかるわけです。
中途半端に華道のお免除があるもんで、ついつい花の質にうるさいのん。
生育に手間暇もかかるんで、どうしてもお値段がかかってしまう、贅沢品となりつつある生花業。
学生が用意するにはハードルが高くなっちまう。
で、女子高生は「お菓子ブーケ」なるものに目覚める。
娘に情報を得てネットでググるまで知らなかったのですが、イマドキは結婚式とかちょっとしたイベントとかでも使われるらしく、有名であるらしい。
おばちゃんと若者の間には溝があるんでね。
どれだけ若者の中で「当然」でも、おばちゃんには無縁なのん。
なんか、お世話になった先生やお友達にも渡すとかで娘も作ってました。
駄菓子がメインで、製作の手間だけで、お金はあんまりかからないっていう、貰う方も気を遣わない素晴らしさ。
すげぇよなぁ、イマドキの子。
なんか、時代に順応しつつ、進化してるよねぇ~って感心したのでした。
【おかんのひとこと】次から次へと手仕事って開発されるもんですねぇ。