ちょろっと聞いた話では、公立の勉強あんまり得意としていない高校でも、大学・短大・専門学校とかの進学を薦めるらしい。

仕事意欲が強くないのに、進学面倒くさいと就職した場合、すぐ辞めちゃうって子もいて、斡旋した学校気まずくなると困るので、先送りにするらしい。

まぁ、言い方や考え方に偏りがあって、本当はもっと色んな要素(職場の雰囲気や業種、将来について就職してから考えたとかやりたいことを見出した等々)があってのことと思うんですがね。

 

大阪都市部では、高校卒業したら、大学とか専門学校とか、何かしらの「進学」するのんが8割になったらしく、高卒で働く人が2割いてるかいてないかぐらいらしいので、統計上でもそうなってるんで、猫も杓子も進学する時代になってるんだなぁ、と。

 

進学のエレベーター乗るのんが当たり前の時代になってるの、勉強や学校集団が苦手な子には苦痛やろうねぇ。

座学で授業を受けないといけないのん、しんどいやん。

それやのに、更に難しいこと、更に専門的なこと、座って聞いてなあかんねんもん、ツライやろうねぇ。

ってわけで、専門学校やら特色出す大学によっては座学より実習や実践に比重おいてるよんって感じもあるようですので、選択肢はあるようです。

 

経済状況や環境や個人差などの様々な問題を横におくと、寿命も長くなったし、若者に明るい未来感が薄い閉塞的な時代だし、慌てて「世の中の人」にならなくていいんじゃね。

許されるのであれば「学生」という成長過程を長くして、人格を成熟させる時間に充ててていいと思う。

 

なんや、成人年齢が若くなりましたが、逆に「成人二十歳でそれまで学生」ってシバリでもいいと思うけどなぁ。

そらぁ、中には自立した子や自我のある子、学生と言う括りが苦痛な子もいてるんで、そういう場合はグレーゾーン敷いて、それまでは「学ぶ」時期でいいと思うんだけどねぇ。

二十歳ぐらいまで、自分探しで自由に若さの無駄遣いしていいさ。

 

という、甘々な考え方をしております。

大学卒業してて当たり前って時代は、取り敢えず右へならえな、個性ない日本を象徴してるなぁ、って感じつつ、急がなくて焦らなくていい幸福度探しの自分のために使う時間になったらいいねぇ~って願っております。

 

【おかんのひとこと】軟弱上等。ゆる~い生き方でも幸せなんだぜぇ~。