今日は自家用車で十五分余りの近距離ではあるが、険しい坂道を登って隣の朝来市にある檀家さん宅へお参りさせて頂いた。三桁の国道で峠を登ると隣の市であるが、登るまでは狭く険しい道で寺のある丹波市の管轄である。行く時は幸い一台もすれ違うことがなかったが、お参りを終えた帰り道に対向車と出会ってしまった。
私は坂道を下る方であるが、登って来た車のすぐ後方にちょっとした待避スペースが見える。私は運転手にバックするように相図したが、相手は全く応じない。仕方なく私がバックしたのであるが、かなりの距離をバックして山肌ギリギリにつけたつもりであった。私の感覚では通れると思ったが、相手は脱輪を警戒してか全く登って来ない。
睨み合っても仕方ないので、また更にバックした。三つぐらいカープをやり過ごしてようやく待避スペースで離合できたのであるが、登り優先とはいえ何か複雑な気持ちだ。最初に出合ったところを通ると、私の見立て通りすぐ側に離合スペースがあった。あぁーと溜息をついたが、これも相手に対する「無財の七施」のようなもので、相手がバックする技術がなかったからと思えば良いのだろう・・・
◇;;歴代住職の墓から差し込む西日
