ドライマウスは、糖尿病・腎臓疾患・薬剤の副作用・老化・ストレスなど様々な要因により唾液が減ってしまうことで起こります。
近年の研究で、唾液が減ることの三大要因は「加齢」「常用薬剤の副作用」「噛む力の低下」であることがわかりました。
では、ドライマウスを引き起こす原因について詳しくみていきましょう。
1.柔らかいものが多い食生活
現代人は、柔らかい食事が多くなったために、口の周りの筋肉が衰え唾液が出にくくなっています。人間の体は、食品をかむ時にあごや舌の筋肉を使うことで唾液が分泌されるしくみとなっているため、柔らかい食品が増えたことで唾液が減り、口の中が乾きがちになってしまうのです。『歯科レントゲン』
2 .ストレスの多い日々
リラックスしている時は唾液が出やすく、緊張している時は口の中が乾きます。一時的に、緊張して口の中が乾くのは問題ありませんが、緊張とストレスが長く続くと口の中が慢性的に乾いてしまうのです。
3.加齢
加齢により口の筋肉が衰えると、唾液が分泌されにくくなり口の中が乾きます。
また、加齢により猫背になると、あごが前へ出て鼻呼吸がしずらくなり口呼吸をするため口の中が乾きがちになるのです。
4.薬の副作用
様々な薬の副作用でもドライマウスは引きこされます。花粉症の治療に使われる抗ヒスタミン剤、痛みを抑える鎮痛剤、感情の落ち込みや高ぶりに使用される抗鬱剤・抗精神剤・降圧薬や体内の水分を排出させる利尿薬など、原因となる薬の種類は多くあります。薬の添付書類に副作用が記載されていますが、この中の「口渇」というのが、ドライマウスの症状です。高齢者にドライマウスが多いのは、服用薬が多くその副作用として症状が現れているからとも考えられています。
『マイクロスコープ』
5.ドライマウスの原因となる疾患
ドライマウスを引き起こす主な疾患には、糖を含んだ尿が大量に排出され脱水状態になりやすい糖尿病・脳卒中、体を守る免疫に異常があり起こるシェーグレン症候群が挙げられます。また、ホルモンバランスの崩れによって起こる更年期障害もドライマウスを引き起こす要因です。