火曜日は母の血液内科診察日

9時1番に呼ばれ診察室へ


「治療開始の話をしようと思ったんだけど

消化器内科での検査結果が…」と


「あぁーやはりそうですか」

「生検したので もしかしたら?」

と言うと

「詳しい話は明日K先生から聞いて下さい」

「なので今日治療開始の話をする予定でしたが

同時に治療出来ないので消化器内科の手術終え

てから血液内科は開始しましょう」と言われた


母は

「自覚症状もないのに

また入院して手術するの」

「嫌だなぁ ここまでして長生きしたいと思わないし

血液内科の治療も嫌になってきた」そう言った


「血液内科の治療は途中で辛かったり

嫌だって思ったら中止しても大丈夫だから」

「また待ってるから消化器内科の治療してきて」

そう話して診察を終えた


そして水曜日

消化器内科の診察

呼ばれて中に入ると

「今回の胃カメラで問題なければ術後3年なので

最後にするつもりでした」

「調子はどうですか?手や足先痺れてるって

聞いたけど大丈夫?」と

一向に胃カメラの結果を話さない先生

なので私から

「昨日血液内科のF先生から聞きました生検の結果」 

「えっそうなの昨日から知っちゃってるんだ」

「そうなんだよね去年全くなかった箇所に

ポリープできてたから生検出したら癌だった」

知ってるならって感じでさらっと言われた


「で今手術出来て6月なんだよね」

「その間にCTと癌細胞の深さ調べたいから

胃カメラ再度やって…」と

母は診察室で絶句してるのに

まくしたてるように説明始めた


なので

「昨日血液内科でF先生がこの事を話してくれたのは

多発性骨髄腫が再発していて暖かくなったら治療開始する事に決めていて入院日程を決める予定の受診だった」

と説明


すると

「呑気な事言ってられないね」

「じゃあ来月17日に予定入れるから」

そう言うので

母が「検査ですか?」と聞くと

「違うよ午前に入院して午後から手術の日」と

「えーっ するなんて一言も言ってないのに」

「どうするってのは別に検査も予定入れないと

ダメだし」と言いながら

検査室に電話したりベット抑えたり

母の気持ちは後回しだった


一通り先生が電話を終えて

「96歳の人でも生きたいって思う人は

手術受けてるよ」

「それに まだ腫瘍マーカーの数値もでてないほどの

早期だから…

このままほっておいたら苦しむし辛いよ」

「癌の深さや転移ないか調べてからだけど今なら

前回同様で内視鏡で剥離できるから…」

必死に説得してくれた


「どうしても嫌なら連絡して」

「しっかり家族とも相談して」そう言って

診察終えた


なので来週それも無理矢理に先生が

予約してくれて木曜日に

癌細胞の深さ調べる検査

リンパ節転移がないか調べるCTを受ける事になった


この診察終われば少し落ち着くと思ったけど

まだまだ病院付き添いは続く


そして帰宅して気づいた

3年前の同じ5/17に早期胃がんの手術をした日だった

って事