昔からケチャップ味が苦手なので、ナポリタンやオムライスは外ではほぼ食べないし、家でも作ることが少なかった。



でも最近はよく作るようになった。



今なら自分の気に入る形に、自分の好きな味にできるような気がなんとなくしたから。



なので、このところは特にナポリタンをよく作っている。




最近作った一皿目は、エビのナポリタン。



これは、好きなシェフのレシピを真似たもの。

酸味の少ない自家製ケチャップを使うと書かれているが、そこは断念して生のトマトと好きなトマトピューレとオムライス屋さんの酸っぱくないケチャップの3つを合わせてみた。



今まで食べたナポリタンより優しく、深く、これなら全然好き。



ケチャップの何が苦手かと考えると、酸味と甘みの強さ。そして本来のトマトの味からかなり遠くべたっと重い感じがする所。。


それが感じなければ嫌じゃない。



そう思いながら作った2皿目は、オムナポリタン。






これも同じシェフのレシピを参照。

チキンライスをパスタに変え、そこにトロトロのチーズオムレツを乗せたもの。

想像しただけでも良い感じ。



ふわとろのオムレツは難しく、実際のせているうちにスクランブルエッグに近くなったが、味は完璧。



ジャンクな感じは強いけど、これは多分みんな好きだろう。




そして三皿目は、焼きナポリタン。


SNSで見かけて気になった、ナポリタンにグラタンの要素を加えたもの。





これはワンパンでナポリタンを作り、卵とチーズを乗せて焼くだけで、それほど手がかからない。



これもうっかり焼きすぎて卵がかたまり、見た目はイマイチだけど、食べるとやっぱり凄く美味しい。




なんというか、パスタさえ優しいトマト味にできれば不味くなる要素がないのだ。



市販のケチャップそのものは今もあまり好きになれないけれど、ナポリタンの苦手感はもうなくなった。


いや、寧ろ可能性を秘めた夢のある食べ物だ。


何よりここまでの試行錯誤はとても楽しかった。


自分の枠がひとつ外れた気がした。


心が自由になった。


これは日常の小さな事だけど、人生全体で見たとき、苦手な意識が強ければ強いものほど、それが苦手じゃなくなった時、自由になる感覚は強いだろう。


苦手なものこそ、その奥には本当は好きだったり、やりたい何かが隠れていることが多い。


そういうものを見つけたくて私は生きているなと、今日もチキンのトマト煮を残りのトマトピュレで作りながらしみじみ思うのだ。

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