③の続き

 

 

  八島ヶ原湿原② 鎌ヶ池

 

鎌ヶ池は、八島ヶ池とはまた違う雰囲気の池塘だ。

 

 

コバイケイソウが咲いていた

 

 

久しぶりに見るコバイケイソウ。霧ヶ峰はコバイケイソウの群落も有名らしい。

そちらもう終わってしまったようだが、この辺りのはまだ綺麗に咲いている。

 

 

 

「クマが少なそう…」というなんとなくの理由で来てみた霧ヶ峰だったけど、

八島ヶ原湿原の豊かな自然と美しい景観にはひたすら感動…

 

 

 

別の季節に来たら、また別の感動があるのだろう

 

 

 

もちろん、コバイケイソウばかりではなく、ニッコウキスゲもこちらは満開の様子。

 

 

 

 

ハクサンフウロも

 

 

 

イブキトラノオも

 

素晴らしい天気と素晴らしい景色。一つ誤算だったのは、とにかく暑かったこと。

横浜はもっと暑かったのだろうけど、ここへ来ればきっと涼しいと思っていたら大間違い。

喉がカラカラになってしまった。ビジターセンター前の自販機で買った麦茶(250円)の美味しかったこと…。次回は必ずクーラーボックスに冷たい飲み物を入れてくること。

驚いたのは、モンベルの日傘を差している人が多かったことだ。木道ですれ違う時に結構邪魔ではあるけど、酷暑のハイキングには必須アイテムになるかもしれない。

 

 

 

  富士見台ニッコウキスゲ群生地

 

1時間半ほどで八島湿原トレッキングコースを回り、駐車場に戻ってきた。

最後は、富士見台のニッコウキスゲ群生地に寄ってから帰ろう。

 

 

八島湿原からビーナスラインを白樺湖方面に下りていくと、途中に「富士見台」の駐車場がある。以前、ここからガボッチョにスノーシューハイクに行ったことがある。ガボッチョは3年前に山火事があったらしい。

ニッコウキスゲ群生地は、ガボッチョとは反対側の斜面にある。

 

 

 

ここは電気柵がないので、結構近くから写真を撮ることができる

 

 

まるで夏のような雲

 

こちらの群生地では最もたくさんのニッコウキスゲが見られるらしいが、この時はまだ六分咲きほどで、蕾が多かった。一日花なので、毎日入れ替わりに咲いていくのだろう。

 

 

 

 

 

蓼科山とニッコウキスゲ

 

 

 

 

 

帰りは白樺湖の方から、諏訪南ICで中央道に乗ったが、平日でも中央道は大渋滞。

行きは3時間で行けたところを、5時間近くかかって家に帰った。

炎天下の散策と長時間運転でしばらくはグッタリ。以前はそんなこと気にせずに、北アルプスでも日帰りで行っていたのに…。

数え切れないくらい走った中央道も、とても遠く感じた。

高齢者になって、筋力も体力も回復力も、ずいぶん衰えてしまった。

 

ガッツリ山にハマっていた頃は、霧ヶ峰はそれほど魅力的な場所ではなかった。

箱根と同様、ドライブなどで訪れる観光地というイメージが強かったし

木道の散策なんて、その頃の自分には、物足りなかったのだと思う。

 

でも、箱根にしろ、霧ヶ峰にしろ、山としてもいろいろなコースがあって、まだまだ奥が深くて魅力的な場所だということに、歩いてみてようやく気づいた。

それに、最近は危険な場所に挑戦してみたいとか、自分がどこまでやれるか試してみたいという気持ちもなくなってしまった。急峻な岩稜帯も雪山も、もう遠くなってしまった。

 

季節の花を愛でながら、美しい景色に癒されながら、気持ちよくご機嫌に歩けることが、

今の自分が山歩きに求めるものなのだと思う。