![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210109/14/chikasumomo/a2/4f/p/o0348048314879157153.png?caw=800)
太陽系を離脱するべく移動を始めた地球。今、木星との衝突の危機が迫り、地球の命運は名も無きヒーロー達に託された。人類の存亡をかけた、壮絶な戦いが始まる。
出演:ジャッキー・ウー、チュ・チューシャオ、チャオ・ジンマイ
以上、ネットフリックス公式サイトより引用
いや~、あれですね。
手を怪我していて、書く作業に意欲が湧かない状態なんですけど。。。
面白かったのでね、是非書いてみようと思った次第です。
中国映画恐るべし、と思いました。
映像がとにかく綺麗で迫力があり、ハリウッド映画に引けを取らないのではないかと。
太陽にも寿命がありますので、あと50憶年後くらいには、死を迎えることになります。
巨大化して赤色巨星になると、地球が飲み込まれるので、それならば地球ごと動かして太陽系から脱出しよう、というストーリーですね。
この映画は別に、50億年後の話ではないのですがね。。。。
太陽に飲み込まれまいと、地球にエンジンをつけて星ごと動かすっていう、実に荒唐無稽な話です。
。。。。。でも、だからこそのSFだと思っていますので、SFに。。。特に宇宙ものに厳しい私なのですがw、妙に現実に合わせようとして矛盾が生じてパンクする話よりは、ここまでファンタジーだと何も考えずに楽しめました。
地球を誘導する為に宇宙ステーションで作業する精鋭部隊に入った主人公チーの父親ペイチアン。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210109/14/chikasumomo/f7/e0/p/o0530040114879157185.png?caw=800)
ペイチアンは難病で死を迎えるだけの妻を切り捨てることで、自分の息子と義父だけでも、寒冷化した地球の地下都市に送って助けるという命の選別をします。
地上は氷点下70度ということで、限られた人数だけしか地下都市に移住できないので、ペイチアンは苦渋の選択をした訳です。
ペイチアンは宇宙ステーションへ、息子のチーと義父のズーアンは地下都市へ、と離れ離れとなり17年。
チーは、母を切り捨てた父ペイチアンを恨み、成長したという設定。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210109/14/chikasumomo/b5/0f/p/o0396045414879157253.png?caw=800)
ズーアンが避難する時に助けた赤ん坊ドュオドュオという妹と共に地下都市で暮らしています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210109/14/chikasumomo/4f/ac/p/o0280029014879157292.png?caw=800)
父と息子が離れ離れになって17年後、父ペイチアンは任務交代ということで、地球に帰還できることとなります。
しかし、移動中の地球が木星と衝突することになり、帰還できなくなったペイチアン。
息子チーの方は、妹と共にちょうど地上に出ていて、マグマが流れ込み壊滅状態の地下都市に巻き込まれることなく、地球の存続の為に軍に協力することに。
しかし、自然の力に人間ごときが逆らえるはずもなく、絶体絶命状態となります。
そこで、チーが考えた案が、木星を爆発させて地球の軌道を変えようというもの。
息子の案を成功させる為に、宇宙ステーションごとその出力の足しにしようと犠牲の道を選ぶペイチアン。
父が、死をもって自分を(地球を)救おうとしたことで、その愛の深さを知るチー。。。
泣けます。。。
細かいツッコミは無しで、映像の迫力と、人類が危機に対して結束するという尊いテーマに、純粋に感動できる作品でした。
私的評価
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