2大スター、D・ムーアとA・ボールドウィンが顔合わせした、大人のラブストーリー。ヒロインの人妻はひょんなことから、妻を失った盲目の元作家の“朗読係”になり……。
ニューヨーク。スザンヌの夫であるやり手投資家マークは脱税しようと、取引先から自分の家族の口座に大金を振り込ませるが、そのせいで逮捕され、裁判を待つ身に。スザンヌも夫に協力したと疑われ、計100時間の社会奉仕活動を法廷で命じられる。スザンヌは視覚障害者センターで、盲目の元作家ビルに朗読をするように。気難しいビルとスザンヌは最初気が合わないが、妻を失った過去を引きずるビルはスザンヌに心を開きだし……。
以上、Wowow情報より引用
投資家のマークは、「トランプを越えてやる」なんて言うほどの野心家で、かなりの資産家。
その恩恵を受け、妻も装飾品から家、別荘まで、何不自由ない暮らしをしています。
しかし、欲に目がくらんだマークは、脱税しようとするのですよね。
それを友人にリークされて逮捕されます。
当然妻のスザンヌも、夫婦なので知っていたと疑われ、100時間の社会奉仕を命じられます。
このスザンヌの社会奉仕の派遣先が、視覚障碍者センターとなり、盲目の作家で今は教師のビルに、本を朗読することになります。
辛辣なビルとは相性最悪なのですが、スザンヌも気が強く、負けてはいません。
妻を亡くし、その後も妻だけを想ってきたビルでしたが、そんなスザンヌに惹かれ始めます。
スザンヌも、ビルの辛辣さは、実は正直なだけで良い人なのを知り、惹かれていくのです。
けれど、自分は浮気しているのに、妻のスザンヌも束縛したいマークは、刑務所の中から部下に、妻の調査を指示します。
ビルに惹かれていることを夫に知られたスザンヌは、結婚の誓いの神聖さを重く見て、ビルと別れます。
しかし、犯罪に手を染めることを厭わない夫の性格。
そして、自分の友達とまで浮気していたことを知ったスザンヌは、ついにマークに我慢できなくなり、夫との別れを決意します。
マークと決別すると、スザンヌはビルの元へ行こうとしますが、スザンヌに捨てられたビルは失意から姿を消しているのでした。。。
でも、以前ビルと交わした会話の内容を頼りに、フランスにいるビルを探し当てるスザンヌ。
そしてビルも、自分をいつか見つけてくれることを信じ、スザンヌの席を用意して待っていたのでした。。。。
これは、マークが良い人なら受け入れ難い内容ですが、マークが最悪な人物なのでね。
自然にスザンヌを応援する気持ちになれます。
私的評価