チャレンジの日々

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解説
「永遠の0」「海賊とよばれた男」などで知られる作家・百田尚樹の恋愛小説を映画化。死を目前にした人間がわかる青年が、大切な女性の死の運命が見えてしまったことで苦悩する。主人公には『バクマン。』などの神木隆之介、ヒロインに『3月のライオン』シリーズなどで神木と共演してきた有村架純。『坂道のアポロン』などの三木孝浩が監督、『メアリと魔女の花』などの坂口理子が脚本を務めた。

あらすじ
幼いころに飛行機事故で家族を亡くした木山慎一郎(神木隆之介)は、仕事一筋に生きてきた。しかし、死が近い人が透けて見えることに気付いた彼は、自らの不思議な力に悩む。ある日、慎一郎は明るく率直な女性・桐生葵(有村架純)と出会い、二人は付き合い始めるが、葵の体が透けてくる。

以上、映画情報サイトより引用




6歳の時、飛行機事故で両親を失い、自分だけ生き残ってしまった慎一郎は、それをきっかけにフォルトゥナの瞳を授かります。

フォルトゥナとは、ローマ神話に登場する運命の女神ですが、この作品では、「死が近い人が見える能力」をフォルトゥナの瞳としています。

死が近い人が分かるという事は、それを防ぐ事も出来ると分かった慎一郎は、身近な人々を事故等から救います。

しかし、誰かの命を救うと、自分の命が縮んでいくというルールも存在したのです。。。。

それでもね。。。。
救えるのに救わないという選択肢は無いですよね。。。。
人間って、知ってて見殺しにする事なんて、なかなか出来ないのではないでしょうか。



最終的には、慎一郎は、愛する葵を救う為に自らの命を犠牲にします。

悲しいけれど、それ以外の道ってないですよね。。。。
だって、自分の死か彼女の死かの選択なのですから。
今じゃなくても、いつかはそういう日が来る確率は高いですよね。
だから、そんな能力なんて要らないんじゃないかなと私は思います。

人は、死の時期が分からないからこそ、今を生きられのではないでしょうか。

例えば、私の寿命が、120歳ですよと告げられた場合。。。。。。
ちょっと遠すぎて、通常と変わらない生活をしそうなので、変更。
私の寿命が、今年いっぱいと告げられた場合。
まあ、それを告げられたら、今まで通りの生活は出来ないですね、私は。。。
まず、パソコンの中身の整理をして。。。。(アカウント等)
ネットバンク等は特にね。
仕事の引継ぎや、荷物の整理。。。。。もう、やることばっかりですね。
そんなこんなで、命の期限を切られた途端から、もう日常ががらりと変わると思うんですよ。

今、自分が自分らしく生きていられるのは、未来の予定が未定だからだと思うんです。

だから、フォルトゥナの瞳なんていう能力は、誰にも要らない力なんじゃないかな。

結末はですね。。。。。実は、フォルトゥナの瞳は、慎一郎の彼女である葵も持っていて、慎一郎と葵は、お互いに救おうとしていたんですね。
慎一郎の方が犠牲になったのですが。
切ないです。

恋愛映画、久しぶりだったのですが、ハッピーエンドじゃなくて残念(´;ω;`)ウゥゥ

私的評価星星星