セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ(Сергей Васильевич Рахманинов)
1873. 3.20 生まれ
1943. 3.28 没
作曲家、ピアニスト、指揮者
ラフマニノフは身長が198cmもあり、フランツ・リスト(オーストリア)と同様に手の大きい音楽家であった。それだけ手が大きいのだから、かの有名なピアノ曲「鐘」を生み出し弾けるのも納得である。
ちなみに、2019年なので少し古い記事になるが、classicFMさん(英語)に音楽家の手の大きさ比較が載っている。
ラフマニノフの声楽曲で最も有名なのは、「ヴォカリーズ」であろうか。
作品34 14の歌曲より 14. ヴォカリーズ
元は13の歌曲であったが、完成した後の1912年、終曲としてヴォカリーズが追加された。
そもそもヴォカリーズというのは形式の名称で、声楽作品であり、言葉(歌詞)なしに歌われる楽曲を指す。基本的には練習曲としての作品が多い。
ラフマニノフのヴォカリーズは、形式のみを用いたひとつの声楽作品である。
ちなみに当公演では、今年2023年は生誕150周年ということで、ラフマニノフの作品をいくつか予定している。