(彼はとても辛かったのかもしれない。)


しかし、それも今となっては彼自身にしかわからないことだ。


「しかし~」以降もドイツ語で書いてみようと思ったのですが、うまくいかずに断念。復活後の幸村を不二あるいは手塚辺りの視点から描いてみたつもりです。koennen, muessen, sollenが話法の助動詞として使われているのか、それとも推量表現として使われているのかを判断するには、文脈もそうではあれど、seinがあるかないかが一番の鍵でしょうか。


引き上げた唇の端がひくりと震える。柔らかく笑みをみせる眦に溜まっていく涙を止められなくて、おもわず奥歯を噛み締めた。駄目だ、泣いてはいけない、あいつらに涙をみせてはいけない――俺は「部長」なんだから。


く、と息が詰まった。窓に映る景色のなかにはもう誰の姿もなく、冷たい床に座り込み大声で泣いてみても、慰めてくれるひとはいなかった。


(だれかこの孤独から、俺を救って、!)



Yukimura Seiichi




足掻いても無駄 考えても無意味


俺のテニスの前では お前は死人も同然


焦っても無理 何もかもむなしく


 


Ich mag hier die Melodie. 本当に、ここのメロディーが大好きなんですよ。「足掻いても無駄 考えても無意味」のところなんて、突き放すように歌いあげられるものだから、本当に絶望の淵に叩き落とされそうな感じがします。