スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』は、効果的で充実した人生を送るための行動原則を示した名著です。
その中で時間管理を「緊急度」と「重要度」の組み合わせで4つの領域に分類しています。そして第2の領域とは「緊急ではないが重要なこと」。例として将来のための勉強、健康維持、最近重視されている人的関係資本(信頼)を築いていくことなどが挙げられます。
 

第2の領域には締め切りがありません。アラームも出てきません。自分で決めて、自分で時間を作り、まさに習慣化しないといけない領域です。
ついつい後回しにしがちなりがちなところですが、長期的には最もあなたに大きな成果をもたらす分野です。キャリアアップや自己成長は、日々の小さな投資の積み重ねでしか実現できません。
 

コヴィーは「刃を研ぐ」例えをしました。木を切ることに夢中で刃が鈍れば効率は落ちてしまうと。第2の領域は、静かで地味な作業かも知れませんが、夢を実現して微笑む自分と、そこにいる大切な人をイメージして、最強の投資をしていきませんか。

 

「うちの子、4歳なのに空気を読むんです」
保育園のお迎えのとき、あるお母さんがポツリと口にしました。

 

「いつも周りを気にして大人の顔色を見てる。先生や私の表情をうかがってるような感じなんです。他の子のようにはしゃいでないでしょう。どこか気持ちを抑えている気がして。」と成長を心配しているようでした。


私には、礼儀正しくよく観察しているように見え、「大丈夫ですよ。よく観察して、何かをしっかり考えているんですよ。賢そうじゃないですか」と返しました。

子供ではないのですが、職場にも“空気を読むタイプ”の人が何人かいます。
会議では積極的に発言しないのですが、指名されると、すごく的確なことを言うんですね。あとで、「なぜ早く言わなかった?」と問うと「空気を読んでました」と。
そういう彼らもいいリーダーになっています。

ビジネス界のリーダーでも、子供の頃は大人しく周囲を気にするタイプだったと言っている人は多くいます。
京セラの稲盛さんは「内向的で病弱、親の顔色をうかがってばかりだった。その経験が、人との関係を大切にする経営哲学につながった」と回想しています。

ソフトバンクの孫さんも、「子供のころ空気を読んでいた。いつも一歩先を読もうとしていた」と語っています。
 

子供が100人いれば100通りの花が咲きます。色も形も、そして咲く時期もバラバラ。咲くのを楽しみにして、ゆっくり待ちましょう。水あげは忘れずに。

 

「若者に2票、3票を」-そんなアイデアをご存じでしょうか?


これはドイツの憲法学者らが2000年代に提唱した「世代別加重投票」の考え方です。たとえば、18〜20代には3票、30代は2票、60代は1票といったように、将来世代に、より大きな意思決定権を与える制度設計です。

 

背景には、気候変動や年金、財政赤字といった課題を若者が長期に背負っていくという現実があります。高齢者多数の民主主義では、短期的な視点に偏りやすく、将来世代の利益が置き去りになるという危機感から議論が始まったそうです。

日本も状況は同じです。更に若者の投票率が低く、政治家は選挙で勝つために高齢者優遇の政策を優先しがち。その結果、子育て支援や教育投資は後回しにされ、少子化も加速しています。
 

もちろん、憲法の「一人一票」の原則はあります。しかし、将来の重みを反映する制度は、「実質的平等」をめざす考え方とも言えます。

とんでもないアイデアかもしれませんが、未来に責任を持つ社会を目指すなら、今こそ真剣に議論すべきテーマではないでしょうか?