「人生は5つのボールで行うお手玉だ」と語ったのは、元コカ・コーラCEOのブライアン・ダイソン氏。1991年、大学の卒業式でのスピーチでした。

 

彼はこう言いました。「仕事はゴムのボール。落としても跳ね返ってきます。しかし家庭、健康、友情、そして自分の心はガラスのボール。落としたら、傷つくか、割れてしまう。・・・落としたボールは決して元通りにはなりません。それを理解し、あなたは人生のバランスのために努力しなければなりません。」

 

世界を代表する企業のトップ、成功者が、社会に旅立つ若者たちに伝えたのは「成功よりも大切なバランス」でした。落としても戻ってくる仕事に振り回され、人生のかけがえのない宝を落して壊してはいけないと。
 

また、ブライアンは努力をしなければならないと言っています。

たとえば、家族とは1日10分でも対話する。体の不調を無視しない。友人に声掛けをする。自分の心の声に耳を傾ける。壊れやすいボールを守る意識と努力が必要ですね。

 

私の経験から言うと心のボールが一番大切でしょうか。心が壊れると家族との関係を保つ力も、健康を守る意志も、友情を育む余裕も失われます。戻ってくる仕事のボールもうまく扱えなくなってしまいます。

 

優先順位を間違わず、うまくバランスを取りながら、ゆっくり自分の人生を進んでいきましょうね。

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「2:6:2の法則」を知ってますか?
人間関係や組織、ビジネスのあらゆる場面で自然と現れる法則です。

例えばビジネスシーンだと、「営業職の2割は優秀、6割は普通、2割は課題のある営業」とか「上位2割は優良顧客の高収益層、中間6割は平均的取引層、下位2割はクレームで手間のかかることの多い低収益層」などの視点で、分析に使われます。

 

人間関係でもこの法則は同じ。あなたのことを好意的に見てくれる人は2割。興味を持たず無関心な人が6割。そして、どうしても嫌ってくる人が2割。たとえあなたが善意で動いても、その2割からは嫉妬されたり、悪口を言われたりします。
 

生き方のコツとしては、これは「宇宙の法則」で、どうしても嫌ってくる2割はコントロールしようがないと割り切ることです。もっと話をすれば理解してもらえる…そんな幻想は捨てて、気にせず自分の信じる道を進めばいいのです。
 

「嫌われる勇気」で有名になったアドラー心理学でも、他者の評価を気にせず、自分の人生を主体的に生きることを勧めています。

変えようのない2割の人に悩む必要はありません。嫌われることを恐れるのは、時間とエネルギーの浪費です。そんなものからは解放されて、自分の目指す方向に、自分らしく生きましょう。

 

心理学者エビングハウスの「忘却曲線」をご存じですか?人は学んだことの67%を1日後には忘れ、1週間後には77%も忘れてしまうというものです。熱量も同じ。つまり、打合せや学びの直後こそが、行動に移す絶好のタイミングなのです。

 

私は次の打合せが1週間後でも、打合せ直後にまず6割作ることを意識にしています。内容が新鮮なうちに、気持ちが高まっているうちに、打合せの中で浮かんだアイデアを形にするのです。あとは1週間の時間を使ってじっくりブラッシュアップすれば、質の高いアウトプットに仕上がります。

 

という私も「時間があるから」と先延ばししてしまうことがあります。その場合は、いざ着手しようとすると記憶は曖昧になり、完成度もイマイチ。できるまでストレスも抱えてしまいます。

「鉄は熱いうちに打て」との言葉もありますね。熱が冷めた鉄をいくら叩いても、理想の形にはなりません。労多くして・・ですね。
熱いうちに打ち、叩きながら仕上げる。これが成果を出す秘訣です。