子供の頃、なかなか寝ないで、ぐずぐずしていたら、親から
「はよ、ねぇへんかったら、ことりの
おっちゃんがくるで!」
そう、言われた。

ことりのおっちゃん。
小鳥のおっちゃん、いや、子とりの
おっちゃん。

そう、寝ない子供をつかまえにくる。
つかまえられた子供たちは
サーカスに・・・


ことりのおっちゃんは、
かなしい笛の音と、ともにやってくる。


いつのことだったんだろう。
それが、よなきそばの屋台をひいた
おっちゃんと、わかったのは。