今年も折り返し…
真夏のような陽射しも短時間の記録的雷雨もありの
梅雨はまだ続きます
※夏至・末侯 第三十侯 07月02日〜07月06日 半夏生
<はんげしょうず>
半夏が生え始める頃
半夏の語源は『烏柄杓(カラスビシャク)』が生えることからとも
半夏生と呼ばれる『片白草』の草の葉が半分白く染まる頃だからともいわれています
夏至から11日目の[雑節]にもなっている「半夏生」
薬草(カラスビシャク)の別名で漢方薬に使われています
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)…ストレス・不安・喉のつかえ
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)…胃腸の不調など
カラスビシャクの写真…
平凡社(うつくしいくらしかた研究所よりお借りしました)
また『片白草』の「半夏生」って
この花が咲く時期だけ
葉の上部が真っ白になります
緑と白の美しいコントラストは涼しげに夏を告げてくれ
楚々とした風情で夏の茶花にも使われる草花だそうです
葉が白くなるのは虫を呼び寄せるためで
花期が過ぎると緑一色に戻るって…
よく考えられた生存競争の結果ですね
この日は
農事の節目ともされていて
田植えを終わらせてお休みの時期です
この頃までに田植えを終えていないと秋の収穫は半減するとか…
「半夏雨」と呼ばれる大雨になることがある時期で
湿気も多く根腐れを防ぐための教訓のようです
夏至・末候の最終日 07月06日は
ピアノの日ですって🎹
あのシーボルトが来日した際ピアノを持ち込んだそうです
このピアノ、山口県萩市「熊谷美術館(くまや)」に展示されていて
1823年から200年の記念に昨年12月、コンサートが開かれたようです
200年の時を経た…いにしえのピアノ
優しくあたたかな響きなのでしょうね
第2位
第1位