「春雨降りて百穀と生化すればなり」

 

この時期に降る雨は百穀を潤し芽を出させる春の雨として

 

『百穀春雨』と言われています

 

お茶農家や米農家にとって大事な時季、農作業の目安とされています

 

 

 

04月20日〜05月04日 節気は【穀雨】 春、最後の節気

 

 

水辺にも春が訪れアシが芽吹き始める頃  <葦始生>あしはじめてしょうず

 

霜も降らなくなり苗がすくすく育つ頃  <霜止出苗>しもやんでなえいずる

 

百花の王といわれる美しく大きな牡丹の花が咲き始める頃  <牡丹華>ぼたんはなさく

 

 

『葦』『蘆』など『あし』は

古来より、日本の夏の強い陽射しをさえぎる ”すだれ”

窓際にたてかけて陽射しをさえぎり涼をとる ”よしず”

 

その他、屋根・紙・楽器などにも用いられる生活にお役立ちな植物ですね

↪って最近はあまり見かけませんのでお若い方は知らないですよね…煽り

 

 

農家では田植えの準備でおいそがしくなる時期

草木やお花たちも、のびのび成長していく頃

牡丹は、平安時代から多くの愛好家がいて、「菊」「葵」についで権威ある紋章だそうです!!

 

 

そして、立春から八十八日…5月2日

 

”米”の文字が八十八の組み合わせで、末広がりですので

縁起の良い日とされてきましたハート

 

この時期のみずみずしい新芽の一番茶

八十八夜の日に摘まれた新茶飛び出すハート

 

 

カフェインやカテキンが少なく、テアニンという旨味成分が豊富ですので

リラックス効果もあり、長生きできるようですよてへぺろ

 

 

旨味と渋味、そして苦味のバランスに優れている新茶は

栄養も美味しさも優秀なのですね🍵

 

 

現在、春の土用期間ですよね

土を司る神様”土公神”が支配中ですので基本、土の作業は避けるのですが

この神様が、土の中ではなく天上界に行ってらっしゃる日は、『間日(まび)』といって

土いじりOKの日がありますブーケ1

 

 

 

春の土用の『間日』……巳・午・酉

つまり今年は……4月22日(金)・23日(土)・26日(火)・5月4日(水)

 

この日にガーデニングなどを楽しんでくださいませチューリップ

(5月5日、土用が開ければ連日、土まみれで大丈夫です)

 

 

季節の移り変わりを示してくれる【雑節】のひとつ「土用」

春夏秋冬、それぞれの季節の変わり目の前、約18日間ですので

夏以外はあまり注目されませんが、年に4回あるわけです凝視

 

春の土用は、ちょっと鬱鬱したり、イライラしたり、5月病っぽくなったり、

情緒不安定になりがちショボーン・・・でも大丈夫ルンルン

季節のせいにしちゃいましょうグリーンハーツ

 

 

若葉萌える新緑のシーズン!

 

日々の気温差がキツイときもありますが

 

雨上がりの木々の緑は一層鮮やかで美しいですねクローバー

 

ゆっくりとこの時期だけの新茶と、季節のかしわ餅を味わいたいですね

 

※ゴメンナサイ…この写真、マナー的には違反⁉(お茶が右側)なのですが

ちょっとした事情でこの構図になりました

どうぞお氣になさいませんよう…

(初チャレンジのかしわ餅、こし餡とみそ餡!

皮がちょっぴり固かったのは写真では解らないですよね…あせる)