朝御飯に猫が群がってきました。
無意識で言っているであろう言葉に思いの外、傷付いてしまう時があります。
「忙しくって、病気になっている暇なんてないのよね〰‼」
暇だから病気になったのでしょうか……?
もちろん悪気がないのはわかっています。
うつになって、初めて、言葉の陰に潜む刃に敏感になりました。
あれから、何年かたって
具合が安定して、医師から、もう薬がなくても大丈夫と言われても、やっぱり不安で、一番弱い抗不安剤を1日3回のところ、1回だけ飲んでいました。
「飲んで安心するなら、特に害はないので問題ないでしょう。お守りだと思って持っているといいね。良く眠れるだろうし。」と言ってもらいました。
薬剤師さんにも、
「この量では効き目はないですよ」
と言われます。
……が飲んでいました。
それ位、再び、うつ病にかかるのを恐れています。
その位しんどかった。
出来事に順位をつけるのも、比べる事も出来ないけど、
出産より、育児より、介護より、身近な人との死に別れよりも辛かったんです。
2度とかかりたくない。
私がこの体験を書いたのは
その位苦しい思いをしている人がいるのを理解してもらう為です。
正直、自分がかかる前は、うつになるなんて、甘ったれてるか、怠けているせい、と考えいました。
時折、相談を受ける事があります。
「あまりに苦しかったから、多分、癌にかかったのだと思ったでしょう⁉️」
と聞くと、ほとんどの人が
「そう思った」
と答えます。
そして、「やっとわかって貰えた」と涙をこぼします。
うつ病侮るなかれ‼️
それから、本人が気付いているかどうか判らないけど、「アノヒトウツダナ」と見て思う人、結構います。
でも、私は声は掛けません。
自分で気付いて、自分で治していこうと思わなければキチンと完治できないからです。
自分自身でうつと認め、病院に行った時点で、もう、治ったも同然です。
(意見には個人差があります。キチンと治して下さい。)
私のうつ病対策
朝起きる、昼間お日様の光を浴びる。
夜決まった時間にちゃんと眠る。
(なので、介護職でも、夜勤はしません。職員さん、ごめんなさい。でも、自分の体が大事なんです〰‼)
人と話をする。
無理しない。
お世辞やお愛想を言わない。
良い人ぶらない。
周りの普通と比べない。
義理の付き合いを最低限にする。
うつ病が私に教えてくれた処世術です。
お付き合い頂き、ありがとうございました。