よく医学書に、うつは最低3ヶ月はかかると書いてあるが、それは本当ですね。

ただ、最悪の状態を脱するのに、3ヶ月かかるだけで、さらに安定を得るまでは正直良くなったり、また、落ち込んだり、低空飛行を続けたりと、何年もかかります。
(もちろん、症状により個人差はあります。)


特に投薬を開始した頃は、ただ、ただ、良く眠ります。

(世間には、薬を否定する方が少なからずおられますが、疲れきった神経を休ませる為には、薬はとても、役にたったと思います。)



とっくの昔に忘れたはずの嫌な思い出や投げつけられた嫌な言葉とかが、今更ながらフラッシュバックして、記憶を苦しめます。

回りにいる人々が全て、自分を悪く思っている。
回りにいる人々の全てが自分の悪口を言っている。
そんな妄想に苦しめられます。

過去を考えて、モヤモヤするなんて、いまさらどうにもならないと自分でも解っているのに、考えるのをやめられない。

だから、ますます外出が出来なくなり家に籠る様になっていきます。



家族の事さえ信用出来ません。


日がな一日ソファーで丸まる私に
こんなに苦しいのに
「なんか、だんだん悪くなってきているんじゃない⁉️」
と追い撃ちをかける言葉。

一生忘れないと、怨みに思いました。

もちろん、家族は私を心配して、思って声をかけるのですが、自分の具合の悪さで一杯一杯の私には届きませんでした。



ずっと学校へ通う子供のお弁当を作ってきましたが、息子の高校3年の時は、ほとんど作って持たせられませんでした。
今でも、その事だけは心残りで残念でなりません。

代わりに毎日500円を渡す私に息子は何も文句は言いませんでした。



具合が悪くなり始めた時、怒鳴った私を見て、とんでもなく悪い事態になっているのを理解したみたいで彼なりに考えるところがあった様子です。
反抗期は静かに終わっていました。



3ヶ月位たって、寝込んでぐっしょりと汗をかいて起きたある日
「あれ⁉️ひょっとしたら良くなる予感がする」

気分に明るい気配が感じられました。










今日は明治神宮にお参りに行ってきました。
パーキンソン病の波平の足元が危ういので三が日過ぎて、空いてきたら……と7日を選んだのですが

……失敗しました。
仕事はじめの参拝に来ている企業の団体様が大勢押し寄せていました。


小田急線、参宮橋から西門へ



御手水で浄めてから


三が日程ではないけど結構な人出でした。



で、帰りに参宮橋駅近くにあるカレー屋さん
ネパールの国旗でしょうか?
毎年、参拝の後、寄らせていただいてます。


ヒマラヤカレーさんでスパイシーなヤツを



甘口のチキンカレーと
辛口のキーマカレーを
でっかーい焼きたてナンで頂きました。