多くの人は何を考えて本を手に取るのだろう。
・ビジネスで成功したい
・悩みを解決したい
・人生観を変えたい
・暇つぶしをしたい
いろんな理由を持って、本を手に取るだろう。

僕もその時々で、理由を持って本を手に取る。
でも、20歳頃まで僕は本をまるまる一冊読みきった経験がなかった。
漫画本くらいなら読んだことがあったが、自己啓発本などには興味がなかった。
でも、今ではよく本を読むようになった。
考え事や解決したいことが増えたり、興味のある分野や範囲が広がったのが要因だろう。
そうして、最近、わかったことがある。
それは 「本を読みきること」には、あまり意味が無いということだ。
ビジネスで成功したい人や、悩みを解決したい人が陥りがちだが、この本さえ読めば解決できるという思い込みと、日本人特有の勤勉さからくる、「本を最後まで読みきること=美徳」という感性が邪魔して、本来の目的を見失うことはよくある。
つまり、本を読みきってもビジネスで成功はしないし、悩みは解決しない。
こう言う僕も、そうだったことがある。
本を読みきって、内容を理解したら、何でもわかったような気分になっていた。
別に何も変わってなかったのに。
これは、決定論をみつけて、楽をしたいという意識のあらわれでもある。
実は、物事って"決まり"があった方が楽なのだ。
ルール無しって言われた瞬間に手が止まる。

だから本も読みすぎないようにしている。
目次を見たらだいたい書いてある内容はみえてくるし、あとは自分の経験と知識をいかして欲しいとこだけ取って、行動に繋げる。

文脈を読み、本をとじる勇気を持つ。

それは文明の利器に頼りすぎないということ。
楽をしすぎないってこと。