みなさん、こんにちは
日々、自身の不妊治療の事を細かにブログ投稿しておりますが
とある雑誌の方から連絡をいただきました
『おかきさんの体験を取材させていただけないでしょうか?』
24歳:結婚。すぐに妊活を開始。
26歳:不妊症の診断。現実逃避。
30歳:本格的に不妊治療専門クリニックへ通い始める。
ART(体外受精・顕微授精)一択と言われる。
というより、卵子提供を勧められる。
31歳:他県の有名なクリニックへ転院。
32歳:IVA手術を行う。
現在:PRP(PFC-FD)が出来るクリニックへ転院。
これまで成熟卵が採れた事は1度もなく、
むしろ卵胞が見えない事が多くなってきているなかで、
取材をさせてほしいと連絡がきました。
こんな私の体験談で、誰かの役に立てるのならば。
1人でも多くの方の励みになるのであれば。
と思い、お引き受けいたしました。
そして先日、早速取材と撮影を行ってきました
もちろん夫も同席でしたが、
緊張する私の横で、堂々と構える夫。
さすが…。
取材スタッフさんは、終始和気あいあいと雑談のような形で話を聞いてくださり、
リラックスした状態でお話が出来ました
撮影も愛犬と一緒にたくさん写真を撮ってくださいました
実際に雑誌に載る時は顔は隠れた状態ですが、
記念にとの事で夫婦+愛犬の正面写真も撮ってくださり
とても思い出に残る日になりました
そして
半年ほど前からよく考えている事があるのですが、
経験してきた不妊治療を活かして何か出来る事はないのか。
不妊治療を経験したからこそ、分かる事・出来る事・伝えたい事はなんだろう…
そして、私自身後悔していること。
『結婚した当初、”不妊症”という言葉さえ知っていれば…。
病院に行ってもどうにもならない事もある、と知っていれば…。』
26歳で不妊症と診断された時、確かにショックではありましたが
『病院に行けば何とかなるよね』
という甘い考えしかありませんでした。
病院に行っても、どんな治療をしても、結果が出せない未来がくるなんて
全く思いもしなかった。
1人でも私のように後悔してしまう人を減らしたいと思い、
いろんな事を考えていますが、なかなか良いアイディアが思いつきません…。
厚生労働省に【健康診断に不妊症検査項目の追加を検討してほしい】
ゼクシィさんに【ブライダルチェックを促す記事を載せてほしい】
県に【不妊症検査と検査助成金制度を導入できないでしょうか?】
等のメールを送る事は行ってきましたが、
もっと他に出来る事があるんじゃないか。
まだ未婚の状態で情報に触れる事が何よりも大切。
積極的に不妊検査をする人は、恐らく少ない。
となれば、半強制的にでもその場を設ける事が必要なのではないか。
結婚・出産が全てではなくても、
”不妊症”の事を知っているかどうかで行動や考え方は変わってくる。
そして実際不妊治療をしている方々とも交流を深めたいと思い、
オフ会も開催しました✨
地元九州で2回。
関西で2日に分けて3回。
関東で2日に分けて4回。
合計9回。
21名の方とお会いしたくさん交流をしてきました。
そしてみなさん共通でおっしゃる事は、
『もっと早く不妊の知識があれば…』
という事でした。
そう思っていたのは私だけではなかった。
今の私に何が出来るんだろう…