卵子提供について私なりの考え方を書いています。
考え方は人それぞれあると思います。
私の意見がおかしい間違っていると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
暖かくこういう考えの人もいるんだなーくらいの感覚で読んで頂ければ幸いです。
この記事から読んでいらっしゃる方、
もしよろしければ
『卵子提供。まず初めに行ったことは知ること。』
の記事から読んで頂ければと思います。
卵子提供を考えていくにつれ、夫婦別の道を歩むという考えも出てきました。
しかし離婚の選択を旦那さんにしてもらうのはあまりにも無責任で、
選択肢を出すと離婚しないと言われるのは分かっていました。
なので”離婚した方がいいのではないかと思う”という言い方ではなく、
”離婚したい”という言い方でなければいけないと思いました。
でももちろん離婚なんかしたくありません。
結婚した当初から
”子どもがいなくても夫婦２人でも楽しいが理想だよね！”と話していました。
でも子どもが欲しいのは事実で、
約７年前の自分達の結婚式のDVDのラスト、
夫婦２人画面に向かって
”まずは子ども４人欲しいです！幸せになりま～す！”
と笑顔で手を振っていました。
まさかこんな風になるとは思いもせずに。
でもその結婚当初の気持ちは変わっていません。
夫婦２人でもとても楽しいです。
でも実際こうなると旦那さんに対しての申し訳なさというか、
情けなさというか。
自分自身が早発閉経と診断されただけでも辛いのに、
それに加えて旦那さんの心情を考えると更に辛い。
もし逆の立場で旦那さんに何か問題があったとしても
私は離婚したいなんて全く思いません。
でも旦那さんに辛い思いをさせてしまっているのは事実だし、
夫婦どちらかが我慢をしてしまうのは良くありません。
不妊治療は、注射を打ったり薬を飲んだり
しんどいながらも仕事をしたりする女性自身も辛い場面は多々あります。
でもそれを支える旦那さんも計り知れないほどとても辛いと思います。
どんな顔をすればよいのか、
なんと声をかければよいのか、
自分に何が出来るのだろうか、
私が逆の立場ならちゃんと支える事が出来るのか
正直あまり自信がありません。
旦那さんにも辛い思いをさせてしまっている自負があります。
本当にこのままでいいんだろうか？
でも離婚したいというワードを口から出したくなく
勇気もなく時間だけが過ぎて行きました。
しかし何が発端だったのかは覚えていませんが、
急に不妊治療の話しになりました。
”選択肢を出すよりも離婚したいって言った方がいいのは分かっていたけど、
どうしても言えなかった、ごめん。
私の甘さと自分の事しか考えきれてない弱さで。。。
でも離婚の事を考えてるのは事実やから、
すぐに返事しないでちゃんと考えて欲しい。”
しかし旦那さんは、あっけらかんと
”別に考える必要ない。
結婚する前から、妊娠難しいかもて分かってても
俺は間違いなく○○（私の名前）と結婚したいて思った”
続けて
”いつも私より支える俺の方がしんどいって言ってくれてるけど
俺は本当にしんどくない。
通院もなかなか一緒に行けずごめん。
むしろ痛い注射とか頑張ってくれてありがとう。”
と言ってくれました。
これも優しさゆえの気をつかった言葉なのかもしれません。
でも本心なのかもしれません。
正直な本当の気持ちは本人にしか分かりませんが、
私はやっぱりこの人と一緒に乗り越えたいと
心から思いました。
< 結婚したら、幸せは２倍に悲しみは半分になる ＞
と聞きますが、
７年前の結婚当初旦那さんにこの言葉を伝えた時に
”そうかな～？幸せは２倍には間違いないやろうけど、
悲しみも２倍になると思うけどな。
でもその悲しみを一緒に乗り越えれる乗り越えたいって思う人と
一緒になるのが結婚じゃないのかな～”
言われた当時は正直あまり理解できませんでしたが、(笑)
今はとても分かる気がします。
今の置かれている状況はどちらかというと
”悲しみ”ではなく”困難・苦労”だと思いますが
自分の辛いに加え、旦那さんの心情を考えると２倍辛く感じる部分もあります。
それでもやっぱり
この人とならどんな事でも前向きに考えられるし、
一生一緒に生きていきたいと思います(^^)
最後に、
小学生時代に初めて聞いて
それからずっと頭に残っている言葉をご紹介します。
人生は１００で出来ている。
８×８（ハハハと笑う）＝64
４×９（シクシク泣く）＝36
64+36＝100
人生、泣くよりも笑うように出来ている(^^)