実に刺激的であった。そこに未来へのゆるぎない自信を感じた。
(洋上風力発電建設現場風景)
今日、ホテルオークラで開催された「自然と人間」フォーラムに参加してきた。特に「低炭素社会 欧州の試み」が面白かった。
(答えは明らか、「再生可能エネルギー100%」)
パネリストは、デンマーク政府気候変動対策委員会議長、コペンハーゲン大学教授(海洋生物学)のキャサリン・リチャードソン女史、ドイツの再生可能エネルギー起業家、南西部の都市フライブルクのfesa社社長のヨーセフ・ペッシュ氏、それに、ノルウェーのエネルギー最大手スタトオイル社副社長ラス・ヨハネス・ノードリィ氏の豪華な顔触れである。
(自然エネルギーと低炭素社会の未来図)
ドイツのヨーセフ・ペッシュ氏は、今夏訪問したフライブルグ市の低炭素社会のインフラづくりを進める有名な起業家で、よい機会なので、今夏同市を訪問したことと、来年の夏、学生を連れてゆく予定を説明しつつご挨拶した。温厚な方である。80年代に発足したドイツ風力発電協会の創設者の1人でもある。
(向かって左がキャサリン・リチャードソン女史、
真中がヨーセフ・ペッシュ氏、右がラス・ヨハネス・ノードリィ氏)
同氏は、風力や太陽光エネルギー、超小型水力、堆肥やゴミなどのバイオマス燃料の利用を都市や農村に促してきた地元企業fesaの経営者であると同時に、ドイツで住民が協同組合などをつくって発電・送電する地域ぐるみの「自立できる社会」をめざしている。また、再生可能エネルギーの積極利用や住宅の徹底した省エネ、「歩いて暮らせる街」などの先駆的なエコ・コンパクトシティとして知られるフライブルク周辺の街づくりにも参加した第一人者である。
(ヨーセフ・ペッシュ氏が見せてくれた美しいフライブルグ郊外の風車のある風景)
(今夏訪問してきたJuwi社の巨大風力発電タービン)
1人1人の具体的かつ未来志向的な洞察が素晴らしかった。そこに明るい未来への希望を感じた。
(ヨーセフ・ペッシュ氏の素晴らしいプレゼン)
スタトオイル社ラス・ヨハネス・ノードリィ氏は、スコットランドで海底に大型の発電機を100基近く据えつける世界最大の潮力発電プロジェクトを進めていることの披露があった。
(驚くなかれ海底の海流発電所)
このお三方いずれも、欧州の低炭素社会構築の実際の牽引者であり、まさに天職(Beruf)として意気に感じミッションを遂行されている姿に感動した。威風堂々としていて気持ちよかった。
(英国沖ドッガ―バンク新規洋上風力発電プロジェクト)
歴史はそこにあるものではなく造るものだということを再認識した。
(我が国の洋上風力発電可能海域図)
隣でやっていた別の分科会では「海外メディアが伝えた震災」をやっていて、ついでにそれも観てきたが、実に面白かった。米国CNNインターナショナル・ソウル支局記者ポーラ・ハンコックス女史、独taz紙編集委員ベティナ・ガウス女史、香港フェニックステレビ コメンテーター邱震海氏の3氏。錚々たる顔ぶれである。
(ドイツ紙を見せながらベティナ・ガウス女史の解説)
1つの「震災」への毅然とした向き合い方、ジャーナリストとしての矜持、事実のとらえ方、報道姿勢、我が国のメディアとの違い、スタンス等がよくわかった。
(シュピ―ゲル誌の福島原発報道号)












