先駆的な環境住宅群のヴォーバン団地(Vauban)を訪問した。
このフランス語読みの不思議な名前の団地は、市中心部から南西方向約3kmにあり、ほぼ横長の団地で41haの規模がある。
緑豊かな美しい街並み景観が心に響く。そして、何よりも感心したには、コの字型の路地を持つ静寂な住環境であった。不要な車の進入を避けつつ穏やかな住環境を担保している。
(自動車絵を排除した住環境は、驚くほど静寂である)
住民の自家用車は、すべて、街の端にあるソーラーパークというエネルギー自給型共同駐車場に集約させ、住環境に自動車の騒音や廃棄はない。
また、車との新しいつき合い方として、カーシェアリングが工夫されており、不用意に自動車保有をしなくて、必要最小限の利用にとどめる工夫も好い。トラムも街の中心にあり、便利である。
雨水地下浸透による水資源保全策や、省エネハウスと地域熱供給システムなど、人や生物に配慮し、地球環境に対する開発や利用負荷をできるだけ最小化する実践例として、いま世界中から注目されている。
こういった先進的で人間と環境に優しい住環境が日本の日常風景になるのはいつなのであろうか。




