秋の胸のすくような快晴の朝。気分が好い。この青空が日本の好きなところだ。
美味しい珈琲を飲みながらPCに向かう。
土曜の朝の音楽は、ジョン・ルイスのバッハが好い。
(J.S.BACH PRELUDES AND FUGUES、from The Well-Tempered Clavier BOOK 1)
バッハは昔、ドイツ語の短期留学でローテンブルグの小さな教会で偶然に天から降ってくるような美しいコラールを聴いて以降とりわけお気に入りの音楽となった。以降、カザルスの無伴奏やら、グールドのプレリュードやら、また多くのコンサートでバッハを聴くようになった。夢はいずれはバッハの無伴奏を自分のチェロで弾けるようになることである。
そして、やはり、ジョン・ルイス(John Lewis)である。彼は7年前2001年3月に惜しまれて亡くなったが、生前に一度彼の生の演奏を聴きたかった。1975年に彼はハーヴァード大学で夏期講習もしている。さぞかし面白かったであろう。
ジャックルーシエと並ぶ大好きなジャズピアニストでありバッハ弾きである。
彼の平均律は好い。対位法的な複数の声部がそれぞれ独立した立ち位置を確保しながらからみあう中で全体の調和が構成されてゆくバッハのそれは、実はジャズそのものでもある。プレリュードとフーガの織り成す美しい絵のようでもある。
